The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記

登場人物たちが他界することに慣れてしまった回でありました。
OPに出てくるキャストの半分が鬼籍に入ったという事実。
凄まじいです。

竹子さまが戦死なさいました。
頭を撃ち抜かれることもなければ、母(もしくは妹)に首を落とされることもなかったわけですが、大河では仕方のないことなのでしょう。
ただ前回の白虎隊をあれだけ描いてくれたのだから、竹子さまもせめて身内に首を落とされる描写を作ってほしかった。
会津の凄まじい気風と矜持、覚悟が伝わったと思うので。
しかし黒木メイサは凛々しく美しかったですね。
見とれていました。美しさは強さだ~。
合掌。

頼母、よかったですね。
西田敏行の演技がいちいち素晴らしかったです。
まっとうな意見を持つものが必ずしも正当に評価されない、というのが世間というものですが、今回の頼母の姿に自分を重ねた方も多かったのではないでしょうか。
頼母が言いたくても言えず、腹の中を焼く思いで飲み下した言葉、思いを想像して、こみ上げるものがありました。
八重との会話のシーンにいちいち感動してしまいました。
頼母と八重とでは背負っているもの、見えている現実、置かれた立場がまったく違っているのだなということがひしひしと伝わってきて、妻の辞世の句を詠むあたりはもらい泣きでした。
後半、殿から会津を去れと命じられましたが、果たして殿の真意や如何に。

彼岸獅子は思ったよりあっさりと描かれていたように感じたのですが、ご覧になった方はどのように感じられたでしょうか。
八重の回想シーンによる伏線の回収などどうでもいいから、もっと官軍の反応や彼岸獅子の様子やらを描いてほしかったです。
まぁ玉鉄がかっこよかったからノープロブレムか。

八重さまは相変わらずの無敵っぷり。
一人だけガンダムみたいなものか。

しかし八重さま以上に強いのが、大河内先生です。
前回でてっきりご他界遊ばしたと思ったら、生きていました。
どうも教え子がピンチになると駆けつけるらしい。
大河内先生無双。
次回も出てくるものとみた。
このままいくと史実を無視して終戦まで生き残っていそうです・・・

次回といえば、サブタイトルから察するに父上が昇天すると想像します。
今から泣きそうだべ(>ω<、)

ところで尚之助ですが、新しく発見された史料に、斗南藩で不祥事が起こった際(先物取引に失敗して裁判沙汰になってしまう)、その部署にいた尚之助が1人で責任を負ったらしいとの記述があり、八重たちに責任が降りかからないように離婚したのではないかという推論がありまして、特報映像を見ると八重の桜はどうもこの史料も参考にしたふしが見受けられます。
離婚の原因には結びつけていないかもしれませんが、尚之助が会津戦争のあと、どう描かれるのか、大変気になるところです。
ジョーより尚之助に出ていて欲しい・・・
(ただわしのことだからジョーが出た瞬間、ジョー最高!と叫んでいそうな気もするが)

今回、何かが足りないと思ったら、あんつぁまが出なかったのですね。
あんつぁまが出ない八重の桜のなんと味気ないことよ。
次回、岩倉具視が病床に駆けつけていましたから期待しています。
そうそう、書くのを忘れていましたが、あんつぁまが牢で管見を口述筆記していく様は壮絶でした。
あんつぁまのシーンだけで1回ぶんの濃さがあった。
八重の桜はやはり覚馬の桜であると確信した次第。

これから籠城戦が本番になりますね。
どのあたりまで描くのか、描かないのか。
特報動画を見る限りでは感極まるシーンのてんこ盛りなのではと期待しています。期待というのは不謹慎ですが・・・
泣血氈のエピソードは出てくるのでしょうか。

ちなみに特報動画はこちら。
ネタバレが含まれていますので、お気を付けください。

今週もいろいろ楽しませていただきました。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!


拍手をいただいておりやす。
申し訳ありませんが、御礼は日を改めてさせていただければと思います。
許してくなんしょ(>ω<、)

感想の続きです。しつこくてすみません。


昨日、敬愛すべき知り合いの方から、

頼母の妻女たちが自害した部屋の屏風が、逆さ屏風だった。
屋敷内を探索していた加藤雅也が屏風に気づき、それで部屋の中に踏み込んだ。

ということを教えていただきました。
私、全然気がつきませんでした。
なるほど~。
細やかな演出に、ただただ感動しております。
そうか、逆さ屏風にして自害したのか・・・
切ないっすね(T.T)

加藤雅也といえば、赤熊(しゃぐま)がよくお似合い。
普通、赤の舎熊なんて見てはいけないコスプレにしか見えないものですが、あんなに格好よく見えるとは。
いい男は何を装備しても格好いいということが証明されました。

で、赤熊ですが。
連獅子のカシラみたいな、あのモッサモサのやつ。
なぜあんなものを被るのかナゾでした。
いかにも暑そうだし。
よく見ると指揮官クラスのエライ人が装着しているから、兵が疲れたりヤバくなったとき毛振りをすると、兵たちのHP/MPが回復でもすんのかと想像していましたら、まったくそんなことはありませんでした。
あれは江戸城が無血開城したとき官軍が戦利品として略奪したもので、官軍の指揮官が装着したそうです。
お色は3色ございます。
赤は赤熊(しゃぐま)、黒は黒熊(こぐま)、白は白熊(はぐま)と呼びます。

詳しくはこちら

ヤクの毛なんですね。ステキ、ステキ。
よく赤は土佐、黒は薩摩、白は長州といわれますが、どうも藩ごとの色分けはされていなかったようで、佐幕側も被っていたそうです。
ドラマでは一般的にいわれている色分けを採用したのでしょう。
演出しいうことで、これはこれでわかりやすくてよし。
ただ、加藤雅也や反町たちが舎熊(ともいうらしい)を被り始めたのが、江戸城明け渡しのあとからだったので、きちんと検証しているんだな、とTVの前で感動に震えていました。

そうそう、加藤雅也と反町の舎熊のデザインが微妙に違うことにお気づきでしょうか。
前髪が違うんですよね。
反町の黒熊は心なしか横分けになっておりもんそ。
加藤雅也の赤熊は真っ直ぐカットされているがやき。
それぞれよくお似合い。大河史上、こんなに格好いい指揮官がおっただろうか。
舎熊バンザイ。
以上、舎熊への情熱を語ってみました。モッサモサ。

さて、田中土佐と神保内蔵助の自害シーンは、大変悲しく無念なシーンではありましたが、それ以上に深い感動を与えてくれたシーンでした。
幕府や徳川のためでない、会津のために戦って死ねることができて本望だ、みたいなセリフがありましたよね。
これにまずはっとさせられ、腑に落ちたのでした。
今まで幕府への忠義のために戦ったと勝手に思っていたのですが、あのセリフで、なぜあそこまで戦ったのか、答えのひとつをもらった気がします。
そして、田中土佐が「生まれ変わるときは、また会津で」と言ったセリフが胸に沁みました。
このセリフを言った佐藤B作が福島出身なんですよね。
福島出身の佐藤B作が言うからこそ、セリフが何倍もの深みを持ち、ドラマと現代が繋がって、こういった歴史があって今があるのだと実感もできたのでありました。
もちろん3.11の出来事も想起されるし、それらのさまざまなことがあってなお揺るがない故郷への思いもたいなものも感じられて、心を打たれたシーンとなりました。

とはいえ、ここで自害した家老たちはこれで終わったけど、後に残った者たちがどれだけ大変な目に遭うかを考えると、滝涙も引っ込んでしまいます。
会社でも戦争でも、事後処理って大変なんですね・・・

さて、八重さまが御出陣なさいました。
強すぎだろ・・・
スペンサー銃を持つと無敵状態になるらしい。
弾なんて掠りもしないどころか、首を瞬時に傾げて弾を避けていましたよ!
マトリックスみたいでした。すげー。
八重さまが最もキラキラするのが戦場、というのがなんとも皮肉です。
次回も無敵状態なんだろうなぁ。

次回は竹子さまがご他界遊ばす模様。
そして、玉鉄の彼岸獅子が披露される模様!
悲惨で残酷な歴史が描かれるわけですが、しっかり目を見開いて鑑賞しようと思います。

今回も感動の嵐でした。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!




内容が濃すぎる45分でした。
今までのドラマは日常と戦争の間に線引きがされていた演出が多かったかと思うのですが、この八重の桜は、武士以外の八重を含めた市井の人々が普通の生活を送っていく中で、いかに戦(いくさ)に巻き込まれていったかが丁寧に描かれていたように感じます。
遠くで砲撃が聞こえてくる、お城から登城の触れが回ってくる、ああ、ついに城下が戦場になるのだと覚悟しながら支度を進める。
緊張感が伝わってくるようでした。
実際もこんな様子だったのでしょうか。
非情ともいえる現実を受け入れ、諦念から即座に次に何をすべきかと行動に移す。この覚悟の決め方はハンパないですね。
ただこれは武家たちの話で、町人やお百姓たちだとまた違った受け止め方をしていたのでしょう。
1番割を食うのはこの階層の人たちですから、会津藩も官軍も両方に忸怩たる思いを抱いただろうなと想像できます。
戦は・・・するもんじゃねぇ。

それはともかく、悲愴てんこもりの回でしたね(T.T)
まず白虎隊(白虎士中二番隊)。
こういう描かれ方は初めてなのではないでしょうか。
普通、白虎隊というと、鶴ヶ城が炎上していると錯覚、絶望して自刃、という通説に基づいた描かれ方をさてきましたが、このたびは生き残った飯沼貞吉氏の証言をもとにした演出で、よくこの証言を取り上げたなぁと感動しています。
飯沼氏も、これで少しは報われたのでは。
とはいえ集団心理の怖さというか、若者達の純粋さが狂気を孕んだ熱気に変貌し、次々と死に急ぐ様は、とてもショッキングでした。
冷静だった伊藤悌次郎さんまでもが自刃に及び、しかも断末魔を上げながらの自刃を見るに及んで、どんどん感情が冷めていって、いったい何なのだこの有様はと、不謹慎な言い方を許していただければ、本当にばかばかしく思えてきたのでした。(犠牲になった方たち、ごめんなさい)
若者たちをこんなふうに死に追いやって、なじょしてこんな戦争を始めた、と怒りを覚えてしまったがです。
痛ましくて痛ましくて、こんな悲惨な悲劇は無かろうと、今も少し引きずっておる次第。
いや~~・・・可哀相でした。

西郷頼母の妻女たちの悲劇も描かれていましたね。
彼女たちだけでなく、この戦争で自刃した妻女たちが230名ほどいたといわれているというナレーションを聞いて、会津の気風を再認識いたしました。
凄まじいのひと言ですな・・・

西郷頼母が自分の息子と場内で再会し、妻子たちは家に残ったと聞かされたときの反応がとても心に残っています。
瞬時に妻子の運命を悟り、「そうか…、そちらのほうを選んだか(うろ覚え)」とつぶやくように言ったときの悄然とした様子が忘れられないです。ほんのわずかなシーンでしたが、西田敏行の演技で忘れられないシーンになりました(T.T)あくまで私の中ででごぜぇます。
先々週でしたか、歴史秘話ヒストリアで西郷頼母を取り上げていた回をうっかり見てしまって、ドラマを見ているとこの先、西郷がどういう人生を歩むのかわかっているだけに、なんともやるせない気分になるのでした。

頼母の息女が自刃できずに苦しんでいるところへ足を踏み入れたのが板垣というのは史実ではありませんが、とてもいい演出だと思いました。
八重の桜紀行で出てきた頼母邸にある展示と同じだったので、敬意を表したのかな~なんて想像します。


長くなってきたので、続きます。
申し訳ござらぬ。


久しぶりの感想です。
またお目汚しいたしますが、改めましてよろしくお願いいたします(T.T)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ここを休んでいる間に会津藩がかなり崖っぷちになって参りやした。
だんだん見るのが辛くなってきておりやす。
今までは官軍側で維新を見る機会が多かったので、今回の大河の視点はとても新鮮に感じています。
そしてどのドラマよりも時代の波というものがリアルに伝わってくる気がします。
それは私が会津にどっぷり感情移入してしまっているからかもしれませんが。

前回あたりから今までやってきたことがすべて裏目に出て来はじめて、わかっていたこととはいえ何ともやるせないです。
これから本当の地獄が始まるのよね・・・

さて。私の周りで1番賞賛を浴びているのが、慶喜を演じる小泉孝太郎です。
老いも若きも、実に嫌そうな顔をして「もう、ぴったりな役だよね」と賞賛を惜しみません。
よかったな孝太郎。
ご本人も「自分でも驚くほど、ピッタリの役だと思います」とおっしゃっていますが、ご自分が思っている以上にピッタリですよ、ええ。
この慶喜像はあからさますぎるのでは・・・。ただのイヤな奴で終わってしまいそうで心配です。
出てくる度に人を利用しまくり、裏切り、使い捨て、すべては必然であったという素晴らしい行動だらけで、信用度も人望ももはやゼロ、TV を見ている我々の支持率もマイナスかもしれませんよ。
政治家というより、単なるイヤな奴です。
「オレが責任を取る代わりに部下がいる」
「部下は利用するためにいる」
みたいなことを平気で言いそうな上司ですよね。そした誰からも惜しまれずに退社。
こんな将軍に振り回される容保の心中、如何ばかりか。

今回も慶喜が周りを好き勝手にかき回して、という回でしたが、1番割を食った容保と会津藩の貧乏くじっぷりが際立ちすぎて、思わず涙が出そうになりました。
慶喜から登城禁止の命が出たところなど、殿と藩士の脱力と空虚感が正視できないほどでした。
殿を要に、優秀な人材が綺羅星のごとく揃っていた会津が、なじょしてああなったと、見れば見るほど理不尽に思えてきます。

尚之助さまが「ここはいったん恭順の意を示して、それから再び打って出るべき」と意見して父上から怒号されていましたが、まさに会津に必要だったのはこういう臨機応変さだったのだろうなと思います。
慶喜の臨機応変ぶりがほんの少しでもあればよかったのに。
「ねばならぬ」という、ねばねばで自滅したのでしょうなぁ。

尚之助さまといえば、周りのみんなが口を揃えて「なぜ八重が尚之助と離婚したのがわからない」と言っておりやす。
確かに。
見れば見るほどいい男です。
なぜ別れたのか、八重よ。
私だったら「捨てないで~!!!」と足にしがみついたのに。

容保はいい殿様ですね。
こんなに容保をよく描いた作品があったでしょうか。
これでやっと容保とその一族、また会津藩の方々が浮かばれたのではないでしょうか。
ただこのドラマを見ていて、真面目なだけでは通用しないのだなぁということもわかって、なんとも切ないです。

真面目の上にクソがつく(失礼)会津とは対照的な薩摩と長州、岩倉のしたたかさと行動力と先見性はどうよ。
モニカもいいですが、おどろいたのが大久保演じる徳重です。
登場したとき徳重とは気づきませんでした。初めて徳重が役者に見えました。(さらに失礼)
今回の薩摩はモニカと徳重が底知れなさを出していて、いいですね。

そういえば少し前にモニカと反町が話をするシーンがありましたね。
2人とも大河で信長を演じているので、W信長だなぁなんと思い出しながら2人のシーンを見ていました。

殿のヨメ、神保修理が切腹しました。(いや、修理を演じた斉藤工さんが、修理は殿の嫁だと言っていたので)
周りがなんとか逃がそうとするシーンで、「新選組!」の山南さんが切腹する回を思い出していました。
山南さんも切なかったですが、このたびの修理も切なくやり切れなさが残りました。
「八重の桜紀行」がさらにダメ押しをしてくれて、なぜ死ななければならなかったと、悲しくなってしまったじょ。
修理の父上が「殿の側に修理がいる限り、間違いは起こらないと思う」と語っていたシーンが印象深かったです。
りっぱな息子を持った誇らしさと、誰もが一目置く人物に育て上げた自負も伝わってくる、親としてもっとも満ち足りた思いを見せてもらったようなシーンでした。
八重の桜は、親子や家族間の信頼がとても深く描かれていますね。
子が親を信頼し誇らしく思うのと同時に、親も子を信頼し、誇りに感じていることも描かれている気がしますし、個を認め合って、依存せず、節度とまっとうな緊張感を持って接しています。
こういう適度な距離感を家族でも持てたというところが礼儀作法というところに繋がってもいくのだろうか、などと考えながら見ています。

修理の誠実な能吏という面を、斉藤工の整った外見がなかなかよく表していたようにお見受けしました。
どことなく甘い面があるルックスが悲劇の貴公子と言われる修理にとても被っていて、よかったです。
殿とのシーンも、セリフにはないけれど、主従のあいだに通い合う熱い信頼感が伝わってきて(アチチチチ)、いちいち感動していました。
殿が切腹を申しつけるシーンはとてもよかった(>ω<、)
修理の「ありがたく」という清冽な声に、はっとした。
自死を命じられたのに、こんなに潔く、見ている側が感じる理不尽さを掻き消すような、溌剌とさえするような声で受け入れるのかと、そう演じた斉藤工の演技に大変打たれたのでした。
もちろん後ろに控えていた秋月さまもよかったわ・・・!(相変わらず私は北村有起哉にゾッコンラヴ)

私の中では修理の死がとても大きなウェートを占めた回だったので、三郎の昇天は「そんなこともあったか」みたいな印象になっちまいました。
それに、あの死に方は可哀相だべ。
いきなり突撃していったときは思わず「じぇじぇじぇ!!」と叫びそうになりました。
どうみてもあれはクスリでもやっていたとしか思えない。
でなければ精神を病んでいて、八重への強迫観念に絶えきれずレミングの行進に及んだのではと疑いたくなる。
でなければ八重から催眠でも掛けられていたか。
あれは史実なのでしょうか。
加えて弾丸が飛び交う中、撃たれた三郎を回収した大蔵がすごすぎると思った。どういう魔法を使ったのか。

しかし三郎は可哀相でしたね。
戦場という最悪な修羅場にいて、精神が尋常ならざる状態に陥り、自ら死を選んだとしか思えない行動に出て命を落としてしまったという、しかもそれが年端もいかない青年であったということが、哀れで痛ましくて、戦争というものの最も残忍で残酷な部分を浮き彫りにした形となりました。
予告で流れた山本家の押し殺した慟哭に早くも涙(T.T)
最期に呼んだのが両親でなく兄と姉だったというところにも泣けました。
どれだけこの末の弟を兄と姉が可愛がっていたか。
大蔵も悔やんだでしょうね。
いや~、次回は見るのがとても辛くなりそうです。

覚馬兄つぁまは、はっきりいって主役でごぜぇます。
主人公は八重かもしれないが、主役は覚馬よ。
少なくともわしはそう思う。
そろっと建白書を書く時期に来ていますよね。どういうシーンに描かれるのか楽しみです。

教授のメインテーマもいいですが、ドラマのサウンドトラックが素晴らしいなぁといつも感動しています。
曲の使い方がいいんですよね。
サントラ欲しいかも~。

あと今回の演出がいいなぁとしみじみしています。
わかりやすいし、メリハリのつけかたやバランスもいいし、八重を思い切り無視して、覚馬たちを中心に幕末という時代を描いた取捨選択に拍手。
今までの作品は歴史的な出来事に悉くわざとらしく主人公を絡めるというあざといストーリー展開だったために、TVの前で目が針のようになること数えきれずだったのですが、今回はイイ(>ω<、)
NHKはやればできる子。

そんなこんなで、とりとめもなく書いてしまいました。
相変わらずの駄文で情けないのですが、こうやって感想が書けることにとても幸せを感じています。
もし読んでくださった方からいらっしゃいましたら、本当に嬉しいです。

今週も面白かったです。
ありがとうありか゜とうありがとうNHK!!!!!


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拍手やメッセージを頂戴しております。
こんなどうしようもないブログに、ありがたい限りです。
御礼はのちほど改めてさせてくださいませ。
ありがとうございました(´;ω;`)

松陰吉田寅次郎が散りました。
始めはお裁きシーンの松陰に、「青い松陰だな、フッ…」と、やや冷めた視線で見ていたのですが、勝海舟からの文が覚馬に届き、詮議のシーンの続きが映っていくとだんだんこみ上げるものが湧いてきて、しまいには両目から集中豪雨となるバカ女がここに1人・・・
泣きながらも、もうこの時期に勝が留魂録を知っていたのか? いやそれより最大の疑問は、ここまで覚馬と松陰が仲良かったのか? と引きながらも、感動するものはするんじゃと滂沱の涙を流しておった次第・・・

「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも」という辞世の句は、留魂録の冒頭の言葉でもあります。
「花神」の動画で松陰が「長かろうと短かろうと、人の一生にはそれぞれの春夏秋冬がある」ということを言っていますが、その春夏秋冬のこともこの留魂録に書かれています。
松陰は留魂録を2部作り、牢名主でいろいろと世話を焼いてくれた沼崎吉五郎に預けます。
1部は処刑後、松下村塾門下生の飯田正伯に渡され、萩の高杉たちの手に届きました。
(もう1部は沼崎が必死に隠し持ち、自由の身になった明治に入ってから、入江九一の実弟、野村靖に手渡すのでした)
飯田正伯はこの留魂録について「一言一句涙の種になり申し候」と書いています(´;ω;`)
勝が留魂録の内容を知っているのは、この萩にもたらされた1部からだと思うのですが、実際はどうだったのでしょう。
NHKのことだからきちんと調べているはずなので、史実だと思うのですが、うう~む。

勝を演じる生瀬さんは龍馬伝で松陰を演じていましたよね。
黒船密航を企てようとするシーンは忘れられません。
猪木みたいに船頭とお互いの顔を叩き合って気合いを入れていた、あのシーン・・・
あそこは絶対笑うシーンだったと思う・・・
その生瀬さんが今度は勝になって、松陰の早すぎる死を悼むというのも、何ともいえず胸にこみ上げるものがありました。
パシフィック!
咸臨丸の上で松陰に語りかけるシーンもグッときました。

で、小栗旬の松陰は若すぎるんですけど、なぜか胸を打たれてしまったのでした。
自分でも若すぎると自覚して演じているところも好感が持てます。
松陰の持っていたであろう一面を体当たりで演じた、そんな印象です。
「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」
迸るように言ったこのセリフ、胸に響きました。
松陰の有名な言葉なんですけど、100年近くを越えて小栗旬が生きた言葉として届けてくれた、そんな感動がありました。
メモリアルのシーンも、不覚にももらい泣き。
松陰に小栗旬を持ってきたキャスティングの勝利といったところでしょうか。
たこ揚げの爆走は本当によかったな(T.T)
ラスト、子供たちのたこ揚げがまた松陰たちを思い起こさせて、しみじみとしてしまいました。

ところでこのラストのシーン、獅子舞が出ましたね。
そこに大蔵を絡ませるとは、伏線の張り方が絶妙だなぁと感動しました。
あの獅子舞で、大蔵は鶴ヶ城に入城するなし。

このドラマで面白いなぁと思うのは、室内の照明です。
ちゃんと暗くて、蝋燭の炎の明かり、色が再現されているところにこだわりを感じます。
時代劇を見る度に部屋の中が明るいことが気になっておったゆえ・・・
窓も無ければ電気もないのに、現代と同じ明るさであるわけがない。
まぁこれは様々な理由からわざと再現しなかったことだと理解していたので、このドラマでは襖を閉めればちゃんと暗くなると知ったとき、胸が震えました。
昼間なのに部屋の中がちゃんと暗くなって、蝋燭が灯されているんですよね。
そして明かりの色が仄かなオレンジになっていたりするのです。
清盛のときのリアルさとはまた違ったリアルに演出に、それぞれの作品ごとのこだわりを見た気がしました。
昔の部屋の暗さを映像とはいえ経験することができて嬉しいです。

尚之助を見ていて、どちらかというと松陰はこんな若者だったのではないかなと想像してしまうのでした。
一見物静かなんだけど実は情熱の塊で、とんでもない行動力があって、それは自滅に至るほどの無鉄砲さだったりと、なんとなく被るところがあります。あとあの明るさとか。

その尚之助は横浜に出没しましたね。
お土産を物色していて、まさかそのお土産が武器になろうとは。
横浜土産で戦う山本兄弟。スゲー。
私だったらお土産はお菓子ばかり買ったと思うので戦えません。
今度から戦える土産を選ぶとしよう・・・
骨が鉄製の傘、きっと重かったでしょうね。

また松陰の話題で恐縮ですが、今回、松陰の取り調べ、評定所での一件が取り上げられて嬉しかったです。
幕府側は島流しくらいで済まそうとしたのに、言わなくてもいいことを言ってしまったがために自滅というあれです。
短い時間でここまで描いてくれるとは、総集編で大好きなんだけどマニアックなシーンが切られずに入っていた時の感動と同じ感動がありました。
まぁ幕末ものは私にとって最初から総集編なのですが。
それと桜田門外の変もよかったですね。
ここもちゃんと本格的な映像になっていました。

雪が綺麗でしたね。あの雪のセットはどうやって作ったのでしょうか。
斬り合いのシーンもちゃんと斬ったところが血に染まっていたところが素晴らしかった。
このたびは、こういった細かいところがリアルでとてもよいです。
見にくい、見苦しいの一歩手前でリアルを追求しているという感じがします。
・・・清盛が・・・役に立っているのですね・・・༼✷ɷ✷༽

井伊直弼は前回で戒名を決めていましたよね。
あそこは痺れました。
そんな井伊直弼も無念の最期を遂げました。
事切れる寸前の井伊直弼の視点を入れた演出が新鮮でした。直弼の虚しさが肌に伝わってきました。
今までの幕末ものは攘夷派の視点で描かれることが多かったので、今回の視点はなかなか新鮮に感じています。
覚馬が襲われ、松陰も処刑されたときの覚馬たちの苦悩や、会津藩から見た桜田門外の変など、今までにない視点でこの歴史を眺めることができています。
脚本がしっかりしていますね~。

その桜田門外の変について、容保が松陰と同じく言わなくていいことを言った模様。
次回、ついに京都守護職を拝命するらしい・・・
だからあれほど言ったのに!
どういう経緯になるのか、しかと見届けてやろう。
なんでも見応え十分のシーンになっているそうですよ。

今回も面白かったです。楽しませていただきました。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!


申し訳ありません、拍手への御礼は日を改めさせていただければと思います。
何とぞお許し下さい。