The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記

ご長寿ネタでございます☆


ここには書いたことがなかったのですが、毎年、ご長寿の方たちとお芝居をします。
婆ステですな。(ごめんなさいごめんなさいご長寿の皆さま許して)

クリスマスのときに、ささやかな劇を上演するのでした。
お客様もいたりします。
平均年齢が300歳くらいの女優たちです。

劇は皆さんに馴染みのあるものがいいということで、だいたいが日本むかし話系なのですが、脚本は舞台監督がちゃんと脚色した書き下ろしです。
約2ヶ月間、練習します。
なかなか本格的なのであります。

なにが本格的かというと衣装と小道具。
言えばなんでも出てくるのでした。
一休さんをやったときは、和尚さんの袈裟、と言ったら袈裟が出てきました。
そろいの法被、といったらやたら派手な法被が出てきて、
ドレス、と言ったらウエディングドレスの払い下げみたいなドレスが出現、
タキシードといったら、やはり出てきて、
おっぱい星人を出したいのでおっぱい、といったらおっぱいの小道具が出現、
ちょんまげも、金髪のおさげも出てきました。
魚籠も亀も舟も松も月などの小道具もあっという間に作ってしまいます。

そんなわけで、ご長寿の劇にしては、なかなか本格的なものになっているのでした。

問題は女優だちでございまして、舞台監督が毎年書き下ろす脚本を覚える気がないのでございます。
それで、こうなったら脚本を持って舞台に上がってしまえということになりました。
平均300歳ですから、そこは見ているほうも突っこまないお約束。
毎年、感動の舞台が生まれています。

その中で、数年前演じた「ねずみの嫁入り」のことをちょこっと書きます。


「ねずみの嫁入り」
ある村に、年頃の娘を持つお父さんねずみがいました。
となり村の村長の息子ねずみとの縁談を持ちかけられますが、プライドの高いお父さんねずみは「この世でいちばん強いものと娘をケッコンさせる!」と宣言して、強いものを探しにいきます。
太陽が強かろうと会いにいきますが、
太陽「ぼくは雲が出ると隠れるからも雲さんのほうが強いよ」
雲さんのところへ行きますが、
雲「ぼくは風が吹くとながされてしまうから、風さんのほうが強いよ」
風さんのところへ。
風「ぼくがいくら吹こうと、壁さんはびくともしないよ」
壁さんのところへ。
壁「ぼくはびくともしないけど、穴を空けられてはひとたまりもないよ」
父「穴を空けるのは誰なんだい」
壁「君たちねずみだよ」
父「!!」
なんだ、この世でいちばん強いのは、自分たちねずみだったのだ!!
ということにお父さんねずみは気づき、娘はとなり村の村長の息子とケッコンして、みんな幸せになりましたとさ。

という昔話です。
約2ヶ月の特訓を経て、いざクリスマスの本番を迎えました。
ここからは刀剣男士の皆さまで書きます。

光忠(監督)「みんな、準備はいいかい?」
平安刀「はーい」
光忠「脚本は舞台に持って上がっていいからね」
平安刀「はーい」
光忠「それじゃ、格好良くいこう!」
平安刀「はーい」

開幕!

まず監督が挨拶して、劇の説明をします。
そして、役者さんたちを1人ずつ呼び、呼ばれた役者さんたちは自分の役と簡単な自己紹介をします。
自己紹介の文章も脚本にだいたい書いてあります。

光忠「では、お父さんねずみ、どうぞ!」
三日月「はっはっはっ(登場)」
光忠「・・・・」
三日月「・・・・」
光忠「三日月さん、自己紹介! 脚本読んで!」
三日月「おお、そうだったな。どれ」
光忠「がんばって」
三日月「(脚本を見る)そうか、世界でいちばん強いのは、自分たちねずみだったのか! では娘はとなり村の村長の息子と結婚させよう! はっはっはっ、よきかな、よきかな」

終わった・・・かな。

開演数秒にして劇が終わってしまいました・・・
脚本の最初ではなく、最後の部分を読み上げてしまったのでございます。
脚本を持って上がった悲劇。
舞台袖でにいる、娘、太陽、雲、風、壁、村長とその息子、縁談を進めるねずみ役の人々の出番なし。
みんな能面のような顔をして立ち尽くしていたのでした。

そのあと監督が意味不明の言葉を叫びながら、お客様に謝り、もう一度やり直したのですが、忘れられない劇となりました・・・
伝説になったかな・・・


はじめは劇なんて、と尻込みしていたご長寿たちですが、舞台に上がって拍手を浴びると、終わった直後から来年は何をやろうかなどと話し始めています。
やっぱり拍手をもらうと嬉しいんですよね。

お芝居のほかにもミュージカル仕立ての劇をしたり、振り付けのできるスタッフがいるのでいろいろな曲に振り付けをして歌って踊ったりと、舞台を盛り上げています。
はっきりいって凄まじい光景が繰り広げられるのでございます・・・

今年もそろそろなんの出し物をしようか、みんなで考えているところです。
お芝居は観るのも楽しいですが、やっぱり作り手に回るのも楽しいです(´∀`)
今まで、かぐや姫とか白雪姫、うらしま太郎、ありときりぎりすなど、いろいろやりまして、その都度大変なことになっているので、また機会があれば書いてみたいと思います。


以下は拍手御礼でございます。
ありがとうございます!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
6月30日
「ゲット」の記事に1拍手を頂戴いたしました。

グミはまだ食べておりません。
なんでもえらい固いそうですが・・・
チョコだとよかったのにと思います(´;ω;`)
パルコでは刀ステの衣装展に役者さんたちが登壇とかいうふざけたイベントがあるらしいです。
地方民に闇堕ちせよといわんばかりでございます・・・
とうぶん、刀剣乱舞はいろいろなメディアで煽ってきそうですね。
そろそろついていけなくなって参りました(ノД`)・゜・。


拍手、嬉しかったです・・・
ありがとうございます。
心から感謝いたします。

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