The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記




以前から見たいと思っていた「プリンセス・ブライド・ストーリー」をレンタルで鑑賞しました。
恥ずかしながらこの作品は今年に入ってから知りまして、日本よりアメリカで圧倒的な人気がある作品なのだそうですね。
1987年公開で、何度も見られている映画ベスト10に入る作品とのこと。
そんなに面白いのかとワクワクしながら見たのですが、いや面白かったですヽ(´∀`)ノ
久しぶりにアメリカ的な、ひねりの効いた、そしてどうでもいいネタが散りばめられている楽しい作品を見ました。

ストーリーはと申しますと・・・(激しくネタバレしていますので、ご注意くださいませ)



自宅で病気のため寝ている孫を祖父が見舞いに訪れます。
祖父が見舞いに持ってきたのは一冊の本。
孫はコンピュータゲームが好きなので、本など見向きもしません。
しかしお姫様が出てくる冒険ファンタジーだと聞き、好きなゲームの世界とかぶることから、興味を持ちます。
掴みオッケーと祖父が読み聞かせを始めます。
その本こそ映画のタイトル「プリンセス・ブライド」。
ここから映画は本の世界へと入っていくのでした。

舞台はフローリンという国。
そこにキンポウゲ(バターカップ)という名の若く美しい女性が農場で暮らしています。
農場にはウェスリーという青年が農夫として働いていました。
キンポウゲはついついウェスリーを顎で使います。彼が自分の命令を絶対聞くからです。
何を言いつけても彼は、「仰せのままに(As you wish 意訳:シュメイトアラバー)」と答え、嬉しそうに従うのでした。
ある日キンポウゲはウェスリーが「仰せのままに」という言葉で愛を伝えていることに気づき、自分もまた彼を愛していることに気づくのです。
2人は思いを通じ合い、ウェスリーは結婚資金を稼ぐべく、旅に出ます。

んが。
ウェスリーが乗っていた船が、「恐ろしい海賊ロバーツ」の船に襲われたという連絡が入ります。
ロバーツは誰も生きて帰さない海賊です。
憐れキンポウゲは恋人を失い、悲嘆に暮れること5年。
その5年目に美しいキンポウゲはフローリン国の王子に見初められ、嫌々ながら結婚することになったのでした。

ところが。
結婚式前日、キンポウゲは悪い3人組にさらわれてしまいます。
悪い3人組とは、ボスのビジニ、剣の名手イニゴ・モントイヤ、あとアンドレ・ザ・ジャイアント(本人。マジ)の、いかにも抜けていそうな3人です。
実はこの3人、王子に命じられてキンポウゲをさらったのです。
キンポウゲを殺し、その罪を敵国になすりつけ、戦火の口火を切ろうと画策していたのでした。
一応、キンポウゲを追う王子ご一行。
そしてもう1人、黒衣に身を包んだ怪傑ゾロならぬ海賊ゾロみたいな男がキンポウゲを追っていました。

すみません、だんだんあらすじを書くのが面倒になってきました。
よってはしょります。
結局、海賊ゾロが、死んだと思っていたウェスリーで、彼はうっかり海賊ロバーツの名跡を継いでいたのでした。
ウェスリーは3人組のボスを殺し、剣の名手イニゴとアンドレ・ザ・ジャイアントを気絶させて撃退するのですが、仰々しく現れた王子ご一行に捕まってしまいます。
そして意味もなく拷問にかけられてしまいます。

ところで悪い3人組の1人、イニゴは父親の仇を捜していました。
父を殺したのは、右手が6本指の男です。
なんと王子の側近ルーガンこそ復讐の相手だったのです。
ルーガンは城の中にいるため、なんとか城に入らなければなりません。
いつのまにか敵と書いて友と読む、ありがちな友情を発動させていたイニゴ、アンドレ・ザ・ジャイアントとウェスリー。
城に潜入するためにはウェスリーの力が必要だということになり、2人はウェスリーを拷問から救い出します。
しかしウェスリーはすでに死んでいました。

と思ったら、実は仮死状態だったのです!(またか)
そこで奇跡屋マックス(なぜか演じるのはビリー・クリスタル)に奇跡を起こしてもらい蘇生してもらいます。

城では結婚式が執り行われている真っ最中。
おかしな友情で結ばれた3人は城に殴りこみ、イニゴはルーガンを倒し復讐完了、ウェスリーもキンポウゲを取り戻します。
そしてアンドレ・ザ・ジャイアントがかっぱらってきた白馬に跨って、4人は追っ手を振り切り、自由の身となります。
イニゴは海賊ロバーツを継ぎ、キンポウゲとウェスリーは晴れて結ばれ、ハッピーエンド。

本が閉じられ、話を聞いていた少年も大満足。
部屋を出て行こうとする祖父に、少年はまた明日も話をしにきてほしいと頼みます。
すると祖父はいたずらっぽく笑いながらこう答えるのでした。
「仰せのままに(As you wish)」


とまあこういうストーリーなのですが、演出も演技もわざとらしく、すっとぼけていて、とにかく面白かったです。

冒頭のキンポウゲとウェスリーが心を通わせ合うシーン。
ここがわざらしくてですね。
ウェスリー役の俳優があの「アナザーカントリー」のハーコートくんなので、ムダにハンサムなわけです。
そのムダにハンサムな彼が、ムダに過剰な決めアングルでこれでもかとアップになるのです。そして爽やかに微笑む。
そこに「愛を伝えていた云々」のナレーターがかぶさるという、とにかく全編こんな感じの過剰さがあふれているのであります。

海賊ゾロの黒衣の男がウェスリーだとわかるシーンも壮大な演出でした。
キンポウゲを悪い3人組からゾロがさらい、無理矢理逃げます。
キンポウゲにしてみればさらわれて逃避行していたのに、さらにゾロが現れてさらわれたものですから、わけがわかりません。
ついに怒りMAXとなり、おまえなんかここから落ちてしまえと、崖のような急斜面へ突き落とします。
このときゾロが「仰せのままに」と叫んだことから、ゾロがウェスリーだとわかるのです。
わかったら何をしたかというと、「あなただったのね!」と、ウェスリーが転がり落ちていく斜面に、自分もダイブし、一緒に転がり落ちていくのであります。
この斜面が本当に急で、45度以上はあろうかという斜面なわけです。
そしてその転がり方も凄まじくて、普通、横になったままゴロゴロと転がると思うのですが、キンポウゲは縦回転しましたからね。
前転しながら斜面を転がり落ちていきましたよ。
ドレス姿で、しかも、これでもかと転がるシーンが続き、かなり長い間転がっていました。
やっと2人が停止すると、何事もなかったように「ウェスリー、あなただったなんて」みたいな会話を始める2人。
実に壮大なスケールです。

さらわれたキンポウゲを追う王子様ご一行もステキでですね。
現れるたびにドラクエもどきのBGMが鳴ります。

ウェスリーとイニゴが剣で戦うシーンも感銘深かったです。
まず断崖をウェスリーがロープで登ってくるのですが、頂上にいるイニゴたちがロープを切って落としてしまいます。
そのまま放っておけばいいのに、剣の勝負をしたいがために、せっかく切ったロープを投げて登ってこさせるイニゴ。
そして勝負。
場所は朽ちかけた城跡みたいなところで、樹の根や幹もあります。
戦っているうち階段の上にいき、上段にいるイニゴが横に出ている幹に飛びつき、なぜか体操鉄棒の車輪をして飛び降ります。
するとウェスリーも幹に飛びつき、さらに見事な車輪をして着地。
車輪対決です。
このようなバカバカしい決闘が続くのであります。

あと拷問シーンも感に堪えませんでした。
拷問マシーンが見るからに妖しくて、動力が水車で拷問部屋の中にあるのであります。
なぜ水車が室内に。
そしてウェスリーに取り付けられた拷問器具が謎。
これは水力発電で電流を流しているとみせかけて、ただ吸引しているだけなのではあるまいかという、よくトイレが詰まったらパッコンするゴム性のあれ、あんなようなものが体に取り付けられているのであります。
また不自然すぎるほど痙攣するウェスリー。
この痙攣が見事でした。
とにかく謎が謎を呼ぶ拷問シーンは必見であります。

そこ必要か? みたいなシーンてんこもりです。

お笑い映画かといえばそうではなく、ピリリとパンチの効いた笑いを楽しめる映画となっています。
ダジャレではない、ジョークの笑いですね。
ちなみに祖父役はピーター・フォーク。
瀟洒な雰囲気がなんともいえない魅力です。

笑えて、幸せな気分になれる、とても素敵な映画でした。
何度も見られている理由がとてもよくわかりました。
私もこれから時々見るだろうなと思います。
楽しかったです(‌*´꒳`*)


以下は拍手御礼です。
ありがとうございます!

 
 
 
 
 
 
11月20日
「バカな」の記事に1拍手を頂戴いたしました。

侍ジャパン、まさかあそこで負けるとは誰も思わなかったのではないでしょうか(T.T)
継投のことを言われていますが、これは仕方ないです、人間だもの。
とはいえ残念・・・
勝ちきるって難しいんですねぇ。
昨日の試合を見ていて、稀勢の里を思い出していましたよ・・・

拍手、ありがとうございました(*´ω`*)
心より御礼申し上げます。
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