The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記

久しぶりの感想です。
またお目汚しいたしますが、改めましてよろしくお願いいたします(T.T)


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ここを休んでいる間に会津藩がかなり崖っぷちになって参りやした。
だんだん見るのが辛くなってきておりやす。
今までは官軍側で維新を見る機会が多かったので、今回の大河の視点はとても新鮮に感じています。
そしてどのドラマよりも時代の波というものがリアルに伝わってくる気がします。
それは私が会津にどっぷり感情移入してしまっているからかもしれませんが。

前回あたりから今までやってきたことがすべて裏目に出て来はじめて、わかっていたこととはいえ何ともやるせないです。
これから本当の地獄が始まるのよね・・・

さて。私の周りで1番賞賛を浴びているのが、慶喜を演じる小泉孝太郎です。
老いも若きも、実に嫌そうな顔をして「もう、ぴったりな役だよね」と賞賛を惜しみません。
よかったな孝太郎。
ご本人も「自分でも驚くほど、ピッタリの役だと思います」とおっしゃっていますが、ご自分が思っている以上にピッタリですよ、ええ。
この慶喜像はあからさますぎるのでは・・・。ただのイヤな奴で終わってしまいそうで心配です。
出てくる度に人を利用しまくり、裏切り、使い捨て、すべては必然であったという素晴らしい行動だらけで、信用度も人望ももはやゼロ、TV を見ている我々の支持率もマイナスかもしれませんよ。
政治家というより、単なるイヤな奴です。
「オレが責任を取る代わりに部下がいる」
「部下は利用するためにいる」
みたいなことを平気で言いそうな上司ですよね。そした誰からも惜しまれずに退社。
こんな将軍に振り回される容保の心中、如何ばかりか。

今回も慶喜が周りを好き勝手にかき回して、という回でしたが、1番割を食った容保と会津藩の貧乏くじっぷりが際立ちすぎて、思わず涙が出そうになりました。
慶喜から登城禁止の命が出たところなど、殿と藩士の脱力と空虚感が正視できないほどでした。
殿を要に、優秀な人材が綺羅星のごとく揃っていた会津が、なじょしてああなったと、見れば見るほど理不尽に思えてきます。

尚之助さまが「ここはいったん恭順の意を示して、それから再び打って出るべき」と意見して父上から怒号されていましたが、まさに会津に必要だったのはこういう臨機応変さだったのだろうなと思います。
慶喜の臨機応変ぶりがほんの少しでもあればよかったのに。
「ねばならぬ」という、ねばねばで自滅したのでしょうなぁ。

尚之助さまといえば、周りのみんなが口を揃えて「なぜ八重が尚之助と離婚したのがわからない」と言っておりやす。
確かに。
見れば見るほどいい男です。
なぜ別れたのか、八重よ。
私だったら「捨てないで~!!!」と足にしがみついたのに。

容保はいい殿様ですね。
こんなに容保をよく描いた作品があったでしょうか。
これでやっと容保とその一族、また会津藩の方々が浮かばれたのではないでしょうか。
ただこのドラマを見ていて、真面目なだけでは通用しないのだなぁということもわかって、なんとも切ないです。

真面目の上にクソがつく(失礼)会津とは対照的な薩摩と長州、岩倉のしたたかさと行動力と先見性はどうよ。
モニカもいいですが、おどろいたのが大久保演じる徳重です。
登場したとき徳重とは気づきませんでした。初めて徳重が役者に見えました。(さらに失礼)
今回の薩摩はモニカと徳重が底知れなさを出していて、いいですね。

そういえば少し前にモニカと反町が話をするシーンがありましたね。
2人とも大河で信長を演じているので、W信長だなぁなんと思い出しながら2人のシーンを見ていました。

殿のヨメ、神保修理が切腹しました。(いや、修理を演じた斉藤工さんが、修理は殿の嫁だと言っていたので)
周りがなんとか逃がそうとするシーンで、「新選組!」の山南さんが切腹する回を思い出していました。
山南さんも切なかったですが、このたびの修理も切なくやり切れなさが残りました。
「八重の桜紀行」がさらにダメ押しをしてくれて、なぜ死ななければならなかったと、悲しくなってしまったじょ。
修理の父上が「殿の側に修理がいる限り、間違いは起こらないと思う」と語っていたシーンが印象深かったです。
りっぱな息子を持った誇らしさと、誰もが一目置く人物に育て上げた自負も伝わってくる、親としてもっとも満ち足りた思いを見せてもらったようなシーンでした。
八重の桜は、親子や家族間の信頼がとても深く描かれていますね。
子が親を信頼し誇らしく思うのと同時に、親も子を信頼し、誇りに感じていることも描かれている気がしますし、個を認め合って、依存せず、節度とまっとうな緊張感を持って接しています。
こういう適度な距離感を家族でも持てたというところが礼儀作法というところに繋がってもいくのだろうか、などと考えながら見ています。

修理の誠実な能吏という面を、斉藤工の整った外見がなかなかよく表していたようにお見受けしました。
どことなく甘い面があるルックスが悲劇の貴公子と言われる修理にとても被っていて、よかったです。
殿とのシーンも、セリフにはないけれど、主従のあいだに通い合う熱い信頼感が伝わってきて(アチチチチ)、いちいち感動していました。
殿が切腹を申しつけるシーンはとてもよかった(>ω<、)
修理の「ありがたく」という清冽な声に、はっとした。
自死を命じられたのに、こんなに潔く、見ている側が感じる理不尽さを掻き消すような、溌剌とさえするような声で受け入れるのかと、そう演じた斉藤工の演技に大変打たれたのでした。
もちろん後ろに控えていた秋月さまもよかったわ・・・!(相変わらず私は北村有起哉にゾッコンラヴ)

私の中では修理の死がとても大きなウェートを占めた回だったので、三郎の昇天は「そんなこともあったか」みたいな印象になっちまいました。
それに、あの死に方は可哀相だべ。
いきなり突撃していったときは思わず「じぇじぇじぇ!!」と叫びそうになりました。
どうみてもあれはクスリでもやっていたとしか思えない。
でなければ精神を病んでいて、八重への強迫観念に絶えきれずレミングの行進に及んだのではと疑いたくなる。
でなければ八重から催眠でも掛けられていたか。
あれは史実なのでしょうか。
加えて弾丸が飛び交う中、撃たれた三郎を回収した大蔵がすごすぎると思った。どういう魔法を使ったのか。

しかし三郎は可哀相でしたね。
戦場という最悪な修羅場にいて、精神が尋常ならざる状態に陥り、自ら死を選んだとしか思えない行動に出て命を落としてしまったという、しかもそれが年端もいかない青年であったということが、哀れで痛ましくて、戦争というものの最も残忍で残酷な部分を浮き彫りにした形となりました。
予告で流れた山本家の押し殺した慟哭に早くも涙(T.T)
最期に呼んだのが両親でなく兄と姉だったというところにも泣けました。
どれだけこの末の弟を兄と姉が可愛がっていたか。
大蔵も悔やんだでしょうね。
いや~、次回は見るのがとても辛くなりそうです。

覚馬兄つぁまは、はっきりいって主役でごぜぇます。
主人公は八重かもしれないが、主役は覚馬よ。
少なくともわしはそう思う。
そろっと建白書を書く時期に来ていますよね。どういうシーンに描かれるのか楽しみです。

教授のメインテーマもいいですが、ドラマのサウンドトラックが素晴らしいなぁといつも感動しています。
曲の使い方がいいんですよね。
サントラ欲しいかも~。

あと今回の演出がいいなぁとしみじみしています。
わかりやすいし、メリハリのつけかたやバランスもいいし、八重を思い切り無視して、覚馬たちを中心に幕末という時代を描いた取捨選択に拍手。
今までの作品は歴史的な出来事に悉くわざとらしく主人公を絡めるというあざといストーリー展開だったために、TVの前で目が針のようになること数えきれずだったのですが、今回はイイ(>ω<、)
NHKはやればできる子。

そんなこんなで、とりとめもなく書いてしまいました。
相変わらずの駄文で情けないのですが、こうやって感想が書けることにとても幸せを感じています。
もし読んでくださった方からいらっしゃいましたら、本当に嬉しいです。

今週も面白かったです。
ありがとうありか゜とうありがとうNHK!!!!!


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拍手やメッセージを頂戴しております。
こんなどうしようもないブログに、ありがたい限りです。
御礼はのちほど改めてさせてくださいませ。
ありがとうございました(´;ω;`)

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