The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記

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松陰吉田寅次郎が散りました。
始めはお裁きシーンの松陰に、「青い松陰だな、フッ…」と、やや冷めた視線で見ていたのですが、勝海舟からの文が覚馬に届き、詮議のシーンの続きが映っていくとだんだんこみ上げるものが湧いてきて、しまいには両目から集中豪雨となるバカ女がここに1人・・・
泣きながらも、もうこの時期に勝が留魂録を知っていたのか? いやそれより最大の疑問は、ここまで覚馬と松陰が仲良かったのか? と引きながらも、感動するものはするんじゃと滂沱の涙を流しておった次第・・・

「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも」という辞世の句は、留魂録の冒頭の言葉でもあります。
「花神」の動画で松陰が「長かろうと短かろうと、人の一生にはそれぞれの春夏秋冬がある」ということを言っていますが、その春夏秋冬のこともこの留魂録に書かれています。
松陰は留魂録を2部作り、牢名主でいろいろと世話を焼いてくれた沼崎吉五郎に預けます。
1部は処刑後、松下村塾門下生の飯田正伯に渡され、萩の高杉たちの手に届きました。
(もう1部は沼崎が必死に隠し持ち、自由の身になった明治に入ってから、入江九一の実弟、野村靖に手渡すのでした)
飯田正伯はこの留魂録について「一言一句涙の種になり申し候」と書いています(´;ω;`)
勝が留魂録の内容を知っているのは、この萩にもたらされた1部からだと思うのですが、実際はどうだったのでしょう。
NHKのことだからきちんと調べているはずなので、史実だと思うのですが、うう~む。

勝を演じる生瀬さんは龍馬伝で松陰を演じていましたよね。
黒船密航を企てようとするシーンは忘れられません。
猪木みたいに船頭とお互いの顔を叩き合って気合いを入れていた、あのシーン・・・
あそこは絶対笑うシーンだったと思う・・・
その生瀬さんが今度は勝になって、松陰の早すぎる死を悼むというのも、何ともいえず胸にこみ上げるものがありました。
パシフィック!
咸臨丸の上で松陰に語りかけるシーンもグッときました。

で、小栗旬の松陰は若すぎるんですけど、なぜか胸を打たれてしまったのでした。
自分でも若すぎると自覚して演じているところも好感が持てます。
松陰の持っていたであろう一面を体当たりで演じた、そんな印象です。
「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」
迸るように言ったこのセリフ、胸に響きました。
松陰の有名な言葉なんですけど、100年近くを越えて小栗旬が生きた言葉として届けてくれた、そんな感動がありました。
メモリアルのシーンも、不覚にももらい泣き。
松陰に小栗旬を持ってきたキャスティングの勝利といったところでしょうか。
たこ揚げの爆走は本当によかったな(T.T)
ラスト、子供たちのたこ揚げがまた松陰たちを思い起こさせて、しみじみとしてしまいました。

ところでこのラストのシーン、獅子舞が出ましたね。
そこに大蔵を絡ませるとは、伏線の張り方が絶妙だなぁと感動しました。
あの獅子舞で、大蔵は鶴ヶ城に入城するなし。

このドラマで面白いなぁと思うのは、室内の照明です。
ちゃんと暗くて、蝋燭の炎の明かり、色が再現されているところにこだわりを感じます。
時代劇を見る度に部屋の中が明るいことが気になっておったゆえ・・・
窓も無ければ電気もないのに、現代と同じ明るさであるわけがない。
まぁこれは様々な理由からわざと再現しなかったことだと理解していたので、このドラマでは襖を閉めればちゃんと暗くなると知ったとき、胸が震えました。
昼間なのに部屋の中がちゃんと暗くなって、蝋燭が灯されているんですよね。
そして明かりの色が仄かなオレンジになっていたりするのです。
清盛のときのリアルさとはまた違ったリアルに演出に、それぞれの作品ごとのこだわりを見た気がしました。
昔の部屋の暗さを映像とはいえ経験することができて嬉しいです。

尚之助を見ていて、どちらかというと松陰はこんな若者だったのではないかなと想像してしまうのでした。
一見物静かなんだけど実は情熱の塊で、とんでもない行動力があって、それは自滅に至るほどの無鉄砲さだったりと、なんとなく被るところがあります。あとあの明るさとか。

その尚之助は横浜に出没しましたね。
お土産を物色していて、まさかそのお土産が武器になろうとは。
横浜土産で戦う山本兄弟。スゲー。
私だったらお土産はお菓子ばかり買ったと思うので戦えません。
今度から戦える土産を選ぶとしよう・・・
骨が鉄製の傘、きっと重かったでしょうね。

また松陰の話題で恐縮ですが、今回、松陰の取り調べ、評定所での一件が取り上げられて嬉しかったです。
幕府側は島流しくらいで済まそうとしたのに、言わなくてもいいことを言ってしまったがために自滅というあれです。
短い時間でここまで描いてくれるとは、総集編で大好きなんだけどマニアックなシーンが切られずに入っていた時の感動と同じ感動がありました。
まぁ幕末ものは私にとって最初から総集編なのですが。
それと桜田門外の変もよかったですね。
ここもちゃんと本格的な映像になっていました。

雪が綺麗でしたね。あの雪のセットはどうやって作ったのでしょうか。
斬り合いのシーンもちゃんと斬ったところが血に染まっていたところが素晴らしかった。
このたびは、こういった細かいところがリアルでとてもよいです。
見にくい、見苦しいの一歩手前でリアルを追求しているという感じがします。
・・・清盛が・・・役に立っているのですね・・・༼✷ɷ✷༽

井伊直弼は前回で戒名を決めていましたよね。
あそこは痺れました。
そんな井伊直弼も無念の最期を遂げました。
事切れる寸前の井伊直弼の視点を入れた演出が新鮮でした。直弼の虚しさが肌に伝わってきました。
今までの幕末ものは攘夷派の視点で描かれることが多かったので、今回の視点はなかなか新鮮に感じています。
覚馬が襲われ、松陰も処刑されたときの覚馬たちの苦悩や、会津藩から見た桜田門外の変など、今までにない視点でこの歴史を眺めることができています。
脚本がしっかりしていますね~。

その桜田門外の変について、容保が松陰と同じく言わなくていいことを言った模様。
次回、ついに京都守護職を拝命するらしい・・・
だからあれほど言ったのに!
どういう経緯になるのか、しかと見届けてやろう。
なんでも見応え十分のシーンになっているそうですよ。

今回も面白かったです。楽しませていただきました。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!


申し訳ありません、拍手への御礼は日を改めさせていただければと思います。
何とぞお許し下さい。

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