The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記

遅くなりましたが13回の感想です。
やっとUPすることができました(T.T)

さてその13回。
鳥羽院が最高でしたね!!
アップになった顔がいちいち美しかった。井上雄ぴんに描いてほしいような表情ばかりでした。
とにかく端正な目鼻立ちとはこういうものをいうのかと思うほど、見入ってしまいました。

そしてエア弓。
あのシーンは素晴らしすぎた。
窓から差し込む金色の光の中「我を射よ!」と諸手を広げるあのシーンは宗教画のようでしたね。
どちらかというと華奢な体格なのに、あのシーンはとても大きく見え、画面を埋め尽くすほどのオーラのようなものが発散されて、見ているこちらも完全に呑まれてしまいました。
自分を射よとはどういう意図なのか?
清盛が応じたらどうなるのか?
と固唾を呑んで見守っていると、清盛が放ったエア矢が命中! したらしい!
このときの弓を射る清盛もよかったです。
弓構え、打起しの堂々とした所作もさることながら、会(かい)という弓を引ききって矢が的を狙っている状態のときの表情が精悍で惚れ惚れしてしまいました。
初めて松ケンを格好いいと思った瞬間でした。(すまん)
エア矢が仮想命中後はさらに三上博史劇場が爆発。圧巻でした。

冷静に考えると、このシーンは鳥羽上皇さまの自問自答だったわけで、たぶん清盛はさっぱり意味不明だったと思われます。
射よと言われたからその仕草をしたけど、なんだか勝手に盛り上がって、罪を軽くしてくれたラッキーみたいな。
その横でニヤリとするパパ、忠盛。
真面目に盛り上がっていた上皇さまが少しお気の毒でした。

一連の発端は清盛が神輿に矢を放ったことにありますが、どのくらい事の重大さを理解して矢を放ったのか、わかってんのか? と言ってやりたくなりました。
まさに気分は叔父上。
このドラマの清盛ときたら中2病でヤンチャばかりで、どうしたって平氏一門の不良債権です。
しかしどうやら、それが演出の意図みたいですよね。
「バカかこいつ」と思わせておいて、実は、というやつ。
前にも書きましたが、信長みたいな人物像にしたいのでは。
これを書いている時点で13回を見ているので、思ったほどバカじゃなかったかもと考え直しておるところです。(失礼すぎる…)
ただ、それならもうチクと清盛の内面を描いておいてもバチは当たらなかったのではと思うのですが。
見ている側が感情移入できるエピソートを毎回ちょこっと入れておいてくれればなぁと・・・
キレキレの主人公も大変魅力的です。たとえば「ハゲタカ」の鷲津など、かなりヒドい人として描かれているにもかかわらず、何か心に引っかかり、気がつくと鷲津から目が離せなくなっていました。
これ以上ハゲタカについて触れると三日三晩語り倒してしまうのでここら辺でやめますが、要するに清盛も、もっと多面性をわかりやすく、そして突っ込んで描いてやればよかったのにと素人考えで思います。
なかなか感情移入できる隙がないんですよね。
せっかく複雑な生まれや、義母や義弟との関係やら、いろいろ陰影を形作るエピソードがあるのに、ただ大声で叫んでいるようにしか見えないというのは、実にもったいないと思います。

とはいえ、これから父上もご他界あそばされることですし、父上がいなくなり、平氏の頭領となってからが清盛の本番だと思うので、とても期待しています。

この回は鳥羽上皇も素晴らしかったですが、叔父上もよかったですよね。
臨月の時子を案じて様子を見に来た叔父上が、義理の兄弟が生まれることに対して不安を抱く清盛の息子たちを優しく諭してやるシーンに感動しました(T.T)
叔父上、いいですよね。
藁でお馬さんなんぞ作ってやったりして、叔父上がどれだけ愛情深いか、ひしひしと伝わってくるシーンでした。
胸に燃え上がるようなYESがなければNOと言い切ることができない、というのと同じに、叔父上は愛情深すぎるために、一門を脅かそうとする清盛を排斥しようとするんですよね。
それも胸を痛めながら。
清盛の子供たちを可愛がりながら、清盛自身もこんなふうに可愛がれたらと複雑な思いでいたのではなかろうかと想像できてしまいます。
この叔父上はこれからも嵐を呼ぶ男になりそうで、最期は大変心に残りそうです。
おいしい役かもしれん。

そういえば弁慶が出てきました。
後藤さま再び! そして草々兄さん再び!
四草兄さんも後から登場するそうですよ。
こうなったら草原、小草若も出してくれないかな~。
弁慶は清盛に魅了されて、魅了されすぎて、いずれ清盛の平家を倒すことに命を賭ける人生を歩む。というのがこのドラマの弁慶像らしいです。
あまりにその人に惚れ込み、その人と戦って自分を試してみたい、倒したいと渇望するようになる。
ドカベンそのものてけはあしゃいませんか!
清盛はますますドカベンの山田太郎化してきました。
山田に惚れ込み、一緒にプレイするため同じ高校へ進んだ者、勝負したいために柔道をやめて野球を始めた者、別の高校の監督になってまで試合をした者、山伏から高校球児になった者。
みんな山田に出会ったがために人生が狂っていくわけです。もうめちゃくちゃになるわけです。
山田太郎、悪魔のような男。
その山田と、清盛はよく似ていると思いませんか!
1番おかしなことになったのは義朝、頼朝親子です。
平氏一門も大変なことに。(結局、滅び、カニになった)
そして弁慶までもが人生を狂わされるとは。
清盛はそれぞれのファム・ファタールなのか? いやオム・ファタールか。
出会った人間の運命を次々に狂わしていく清盛を影ながら見守るセクスィー盛国。
脇役でヴェルレーヌが出てきてもおかしくないドラマだ。
ヴェルレーヌはもちろんデヴィッド・シューリスで。ついでにランボー役でプリ夫も出すか。
ヴェルレーヌといえば、無節操縦走人生を送ったフランスの変態詩人で、その余りある変態ぶりでランボーを破滅させたほどですよね。
しかしフランスの詩人はどうして濃すぎる変態ばかりなのか。
そしてこれらの変態詩人の人生を思い返すとき、私は・・・・励まされる。うむ。

変態といえば頼長様ですが、この人は何が何でも清盛をシュクセイしたいのですね。
たぶん頼長様にとって、清盛は唯一、意のままにならない人間だったのでは。
平氏を見下していながら利用する価値大とみなしているところが、おじゃるの心意気というものです。
ますますのご活躍を祈っています。

時子は本当に綺麗でかわいいです(T.T)
いるだけで癒されます。美しい人というのは、存在するだけでこうもパワーをもらえるものなのかと見る度に感動しているのでした。

ラスト、弟・家盛との間にヒビが入るところで終わりました。
ずっと見て見ぬふりをして取り繕ってきた脆い絆が、裂けてしまったんですね。
清盛、家盛、宗子の親子は、綱渡りのような親子関係だったので、見ていて不安だらけでした。
切ないですよね(T.T)
これから清盛と宗子がどうなっていくのか、見守りたいです。

というわけで、この回もべらぼうに楽しませていただきました。
鳥羽上皇、よかったわ~。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!


拍手御礼はまた改めて。
申し訳ありません(´;ω;`)

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