The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記

台風が通過していきましたが、皆さまのところは大丈夫でしたでしょうか。
こちらはフェーン現象が起こり、昨日は暑い1日となりました。
最高気温34℃と聞いていたので、みんなで「34℃は暑いね~(´∀`)」と虚ろな目で晴れわたる青空を見上げていたのですが、実際は約38℃だったらしい。
昨日日本で1番気温が上がった県だったと聞き、どうりで34℃にしては暑かったわけです・・・
ただご長寿の皆さんは、「被災地や台風の被害に遭われているところに比べたら、このくらいね」と言い合って、ノープロブレムの姿勢を貫いておれました。
たまにはいいこと言うじゃありませんか。たまには、な・・・



さて、映画「コクリコ坂から」を見てきました。
知り合いの方からチケットを戴いたので見に行ったのですが、行ってよかったです。
とてもいい作品でした。
もしチケットを戴かなかったら見に行っていたかどうかわからなかったので、下さった方にひたすら感謝しています。

これは実に不思議な作品で、ドラマチックなことがあるわけでもなく、時代も東京オリンピックの前年あたり、1963年頃の話なので、ノリもその当時のレトロなものですし(「諸君」「貴様」と呼びかける、あの雰囲気)、ひたすら淡々と地味な話が進んでいくだけなのにも関わらず、見ているあいだも、見終わったあとも、胸に感じる清々しい風のようなものと満たされた思いは何なのだろうと、実に不思議な経験をしています。
舞台が横浜なので、ちょうど坂の上から煌めく港と青空を一度に見た感動に近いものを感じたのでした。

ただこの作品は若い世代や、テーマ性とか理屈や理由付けとかいったフィルターで見る人にとっては、まったく面白くない作品だろうと思います。
時代性は感じるものの、どこかリアリティがないし、いい人しか出てこないし、ストーリーも散漫でヤマがないし。
しかしこの作品はこれでいいと私は思っています。
そんなものを求める作品ではないのであります。
ただ少年と少女の、胸が痛くなるような真っ直ぐな恋と、この時代の雰囲気と、昔の人が持っていた良い面を単純に楽しめばいいと思うのであります。
人間の多面性が・・・なんてものを追求する人は見ないほうがよろしい。
複雑な人間模様みたいなものより、単純でわかりやすい、どこかで見た光景を懐かしく思い出しながら楽しむ、そんな映画です。
つまりこれは60代以上のヒトビトのために作られた映画なんじゃないかと勘繰っておるわけです。
60代以上のヒトビトの自己満足映画といっても過言ではないのでは。
少し乱暴ですが。

懐古趣味の本作とはいえ、しつこいですがわたしはとても感動しました。
単にわたしがババァなだけか、それとも常日頃接する方たちに感化された果てのことなのか。
たぶん両方であろう(T.T)

この映画、主人公の海(メル)ちゃんがいいです。
物語は彼女が朝目覚めるところから始まるのですが、起きてから高校へ行くまでのあいだに、彼女がどういう女の子なのかを穏やかにしっかりと描いていきます。
それで、ストーリーがすすむにつれていろいろな活躍をしていっても、生意気とか鼻につくというイメージを抱かずにすむのですね。
いかにもジブリのヒロインらしい人物像なのですが、本当に素敵な女の子なので、思わず応援したくなるのでした。

他の登場人物たちも、この時代の人間特有の前向きで明るい特性に光を当てた描かれ方をしていて、ほとんどの登場人物たちに好感を持てるのではないでしょうか。
これは善人を描く話だから、全員善人でいいのだ。
アニメとはいえ品性を持ち、分相応をわきまえて生活する人たちの美しさは、やっぱり素晴らしいものだなぁとも感じました。
昔の日本人はりっぱだったというやつです。
ただ昔の日本人もジジイとかババアになると、どうしてああなるのかがナゾですが。いえいえなんでもありません。ゲホゲホ。(人は変わってゆくのね・・・)

10代や20代の人が見たらドン引きするんじゃないかな~というシーンもあるので(いきなり合唱とか)、引かないで見てほしいな~と願っています。
私自身は普通だったら引いてしまうのに、この映画は「こういう時代だったんだよな」と素直に見ることができました。
いきなり合唱のシーンも、歌われていた曲のひとつが、いつもご長寿の方たちと歌っていた曲だったということもあるのかもしれませんが。
時代背景の描き方も、わざとらしい痛い描き方の一歩手前で止まっている気がしたので、素直に受け止められたのかもしれません。

さりげなく宮沢賢治の作品などを使っていたところも個人的にツボでした。
もっとツボだったのは武市先生と弥太郎が声優として共演していたことでしょうか!
弥太郎はかなり声を作っていましたが、武市先生はほぼ素で、キャラと合っていないところがまたよし。
長澤まさみちゃんは前半はキツかったものの、後半がよかったです。
岡田くんはよかったですよ。個性をうまく消していて。
そして水沼役の風間くんがよかった。
ジャニーズの2人は素晴らしかったです。
内藤剛志は出ていることに気がつかなかった。すまん。最後に出てきた船長だったのか? わからん。

あと手嶌葵ちゃんの歌に感動しました。
いい歌ですね~。

確かに古くさい、昭和レトロな作品なのですが、なぜか感動してしまいました。
なぜだろう・・・
パヤオの脚本の力もあるだろうし、息子の肩の力を抜いた演出も良かったのだと思う。
見終わったあと、なぜか元気になれます。
メルちゃんが風間くんを好きになるシーンや告白のシーンは青空のようにスコーンと抜けてて、好きなシーンです。
問答無用のストレートな演出がよいです。青春だわ・・・(TДT)
旗もよかったです。
あの旗は恐らく「安全な航海を祈る」という意味の旗だと思います。
その旗を少女が毎日揚げ続けるというシチュエーションがいいなぁと感動しました。

染みこむような(単純な)感動を味わい方はぜひ・・・
ただし割引の日に。1000円以上払ってはだめだと思う。(失礼)
そうそう、生徒会長の水沼くんはメガネスキーの方のためのようなキャラでしたよ。

というわけで、ほのぼのとした感動を味わっています。



以下は拍手御礼です。
ありがとうございます。

 
 
 
 
 
 
7月15日 1拍手

7月16日 2拍手

7月18日 5拍手

7月19日 4拍手

以上、頂戴いたしました。
記事への詳細は「優勝」に6拍手、「江27回」に3拍手、「決勝進出」に2拍手、「江26回」に1拍手頂戴しております。
ありがとうございます。

江は三成がまた暗躍するみたいで、この脚本家は三成に何か個人的恨みでもあるのかと考えてしまいます。
なでしこJAPANの優勝は本当にうれしいですよね!!
久しぶりに明るい話題で盛り上がることができたのも嬉しかったです。
そしてこの極北のブログほ覗いてくださっている皆さまと感動をわかちあえて、大感激しました。
ネットにも大感謝。
またこういう感動が何度もあるといいですね(T.T)



ここからは戴いたコメントへの御礼でございます。


永田雄之様
ご無沙汰しております。
またこうしてコメントを頂戴できるなんて、大感激しております。
なでしこの優勝と相まって、嬉しさがずっと続いています。
決勝戦は凄かったですね。
2点目を入れられたときは正直、決着がついたと諦めていました。
勝負は終わってみなければわからないものですね。
コメント、本当にありがとうございました。


にこりん様
原ピロミ氏のお出迎え情報、ありがとうございます!
「いい時間帯」にお出迎えできたのでしょうか~。
ロンドン五輪でもメダルを獲ってほしいですね。
それにしても沢選手は男前すぎますよね。
いつもありがとうございます(T.T)


ニャロ様
ライブで準決勝、決勝をご覧になったとかで、お疲れさまでした。
なんかもう朝でその日1日のパワーほ全て使ってしまうほど、手に汗握る観戦になりましたよね。
こちらこそ、ニャロさまと感動を分かち合えて、とてもうれしいです(TДT)
ネットって素晴らしいです・・・
そして、こうしてお返事させていただけることは、私にとって至福のひとときです。
ありがとうございます。


皆さま、お心遣いをいつもありがとうございます。
心から御礼申し上げます。
暑い日が続いたり、台風が来たりと厳しい季節ですが、どうかお体ご自愛くださいますように。

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