The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記




尊敬するまつやま様から頂戴した拍手コメントに、マンガ「イノサン」について触れてあったので、紹介しないわけにはいきますまい、というわけで、ご紹介。
「イノサン」の登場人物である、シャルル=アンリ・サンソンについての著作です。ほぼ原作といっていい本。
サンソンはフランス革命時代に実在した死刑執行人です。

今回のご紹介は、絶対読んではいけない本のご紹介でございます。
この本は読まないほうがいい。
べつにサンソンとその一族についての話がどうのではなく、
途中に出てくる、例の処刑の場面が、
あああああああああああああああ
ほんっっっとにマジやめて。
この数年、読まなきゃよかったベスト5に入る本です(血涙)
なぜここまでする必要があったのだフランス人。
この一族はスゲェと思いますが、そんなことは本当にどうでもい。

では、どこが読まないほうがいいのかというと、それは読めばわかる。




「イノサン」3巻

この巻に例のシーンが出てくるらしい。
絶対読まない。誓った。


以下は拍手御礼です。
ありがとうございます~(´;ω;`)

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最近読んだ本のなかで特におもしろかった2冊をご紹介。


1冊目はこちら。




著者の島田氏は、NHKのBSプレミアム「英雄たちの選択」にときどき出演しておられます。
この番組でこの方を知りまして、面白い人だな~と思い著書を読んでみようと思ったのでした。
肩書きが紛争調停官・交渉プロフェッショナル・国際ビジネス戦略アドバイザー・国際交渉人。そして会社のCEOという、なんともすごい国際人です。
本のサブタイトルが「国際調停の修羅場から」。
普通は「現場から」とするのが一般的だと思うのですが、敢えての「修羅場から」としたところに打たれました・・・。

内容はとてもスリリングで、世界を相手にする仕事の現場の厳しさと面白さが詰まった1冊でした。
結局、どんな仕事、舞台でも人と人、人対人なんだよなと実感させられました。
こういう人と実際会ってみたいです。
たぶんスマートで穏やかで、気がつかないところで気を遣い、恐ろしく鋭い感覚と頭のよさを最高のタイミングで出すんだろうなと想像します。
職場にいたら、それこそ交渉とか予算を勝ち取ってもらえそうです・・・

国際舞台の最前線で、国益に直接絡む交渉、調停の舞台に立った人間ならではの本で、小説以上に面白かったです。
名古屋議定書のくだりなど、実に興味深かった。
国の代表がこんなふうにがんばっていたのかということを知ることもでき、勇気が出る1冊でした。

そして日本の官僚をはじめとする世界を相手に仕事をしている人たちに、とても優秀な人材が多いという箇所に感動を覚えました。なんだか誇らしかったです。
あとロビー活動というか、飲み会って、世界中どこでも大事なんだということがよくわかりました。
結局、信頼関係なんだなぁと。
完璧すぎるのもダメなのだそうです。突っ込める隙があるかないかが大切なのだそう。
石田三成に読ませてやりたいと思った本です。



次はこちら。




ベストセラーらしいので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
とても素敵な本でした。
私は日本語が世界一ィィィィィィィィィィィィィッッッ!!! と信じている人間ですが、それでも世界にはこんなに面白くて素敵な言葉があるものだと教えてもらいました。

すこし抜き書きしてみますと・・・

「COMMUOVERE」 コンムオーベル(イタリア語)
涙ぐむような物語にふれたとき、感動して胸が熱くなる。

「UBUNTU」 ウナントゥ(ズールー語)
本来は、「あなたの中に私は私の価値を見出し、
私の中にあなたはあなたの価値を見出す」という意味で、
「人のやさしさ」を表す。

「FORELSKET」 フォレルスケット(ノルウェー語)
語れないほど幸福な恋におちている。

「GEZELLIG」 ヘゼリヒ(オランダ語)
単に居心地がよいだけでなくて、
ポジティブであたたかい感情。
物理的に快いという以上の、「心」が快い感覚。
たとえば、愛する人と共に時をすごすような。



著者の説明もここちよい文章で、あたたかにイラストとともに、さまざまに国の言葉が紹介されていきます。
日本からは「木漏れ日」などがエントリーされていました。
木漏れ日って、そういえば綺麗な言葉だったんだと改めて気づかされました。


よろしければ、どうぞ(*´ω`*)


以下は拍手御礼でございます。
いつもありがとうございます。





ついにこの本を紹介する日が来ようとは。

ネタバレ全開でご紹介いたします(`・ω・´)キリッ


まずは内容をご紹介。


徳川幕府に軍事顧問として雇われ、
陸軍の近代化にあたっていたフランス陸軍士官、ジュール・ブリュネ。

大政奉還が行われ、幕府が終焉するとともに軍事顧問団は解任されるが、
幕臣・榎本武揚や新選組副長・土方歳三らとの関わりのなかで、
日本人の士道(エスプリ)に心をうたれたブリュネは、
母国での輝かしい未来を捨て、戊辰戦争に身を投じることを決意する。

映画「ラストサムライ」主人公のモデルになったといわれる男を描いた、
歴史エンターテイメント大作。
(密林の内容紹介より)





江戸幕府に招聘され、幕府の精鋭部隊「伝習隊」を近代的に鍛え上げたフランス軍事顧問団。彼らは母国からの帰還命令に背き、教え子たちとともに、戊辰戦争に身を投じることを決意する。「先生方が指揮を執ってくださるなら、我らとて戦える。ようやく、まとめに戦える」激しく揺れる幕末の日本を、フランス人の目から描いた意欲作。
(「BOOK」データベースより)




とまぁこいうい物語です。

この小説のなにが凄いかと申しますと、


(以下ネタバレとなります)




主人公のブリュネが、土方を愛してしまい、
五稜郭まで船を仕立てて追いかけていき、
戦いで亡くなったかと思った土方が実は生きていて、
その情報をなぜかフランス側が察知しており、
ブリュネは土方を捕獲。

そして、フランスまでお持ち帰りをしてしまった。
というオチがついているのでございます。

土方はどえらい二枚目で、日本人離れした美形という設定なので、
髪を茶色にして、フランス人に仕立ててしまうのであります。
そして土方も船の上で、フランスで第二の人生を送るのも悪くないみたいな感じで、ブリュネーとともに、いざフランス! みたいなところでハッピーエンド。

作家って凄ェと思いました。
義経が実は生きていて、チンギス・ハーンになったという伝説の上をいくと思いました。
投石兵・銃兵・弓兵ガン積みの破壊力なんてものではありません。

私の中で、ある意味素晴らしい本ベスト5に入る本です。
この先生が刀剣乱舞の小説を書いたら、とてつもないオチが待っていそうで、絶対書かないでほしいと願ってます。(たとえば三日月が平安時代へ時代遡行して帰還したことが竹取物語のもとになったとか、壇ノ浦で海に沈んだ草薙剣がなぜか漁師に見つけられ、その剣を溶かして指輪を作り、その指輪を嵌めた者が歴史修正者になった、みたいなやつ)

フランスへ駆け落ちというオチはラスト数ページで一気に読めますので、興味のある方はぜひお読みになってみてください。
全体的にブリュネはとても恰好いいです。
土方と出会ってから人生狂っていきます。
愛って恐ろしい・・・
どこかのトム・クルーズが、ラスト・サムライをこのような話にしないでくれて本当によかったと思わなくもないが、このういうオチも見てみたかった気もしないでもない。


以下は拍手御礼でございます。
ありがとうございます!




最近読んだ本で、なかなか面白かった本をご紹介。
時代劇などでよく見られる光景は、実は事実とは異なっていたということを鋭く楽しく検討、検証した一冊です。

へえ~と思ったものを、やめておけばいいのに勝手に刀剣男士で書いてみました。


\遠戦発動/

やっさだ「敵の弓兵、攻撃してきたよ!」
\ひゅんひゅんっ/
加州「こんなの、刀で斬って捨てるまでってね!」
たぬき「おいっ! バカ、やめろっ!!」
加州「(スパーン!)どうよ!ってあれ?(グサッ!グサッ!)」
鏃が加州に突き刺さる。
加州「ギャァァァァァァァッッ!!!(中傷)」
やっさだ「加州ーっ、加州ーっ!!!」
たぬき「いわんこっちゃねえ!!!!!!」

たぬきの解説( ´∀`)
飛んできた弓を正面で斬ると、矢の部分は落ちますが、鏃はそのまま飛んで来て、正面にいた人間に刺さります。
斬るなら、横にずれましょう。
それより効果的なのは、刀の鎬で叩き落とすことです。


\時代遡行軍が現れた!/
堀川「なんだか敵の数が多いよ!」
兼さん「倒していたらキリがねぇな。こうなったら峰打ちで駆け抜けるぞ!」
たぬき「あっ、やめろ、やろるんだよっ!!」
兼さん「ハッ!」
峰打ちでバシッ! バシッ!
兼さん「どうだ!ってあれ?」
堀川「兼さん、刀身が曲がっちゃってるよ!!」
兼さん「おいおいおいおいおい!!!(重傷)」
堀川「兼さんっ! 兼さーんっ!!!!」
たぬき「バカかッ!!」

たぬきの解説( ´∀`)
時代劇のように峰打ちをすると、刀身が曲がるか、下手をすると折れます。
峰には焼きが入っていないからです。


たぬきは実戦刀だから、きっといろんなことを知っていると思うのね・・・
そんなことはどうでもいい。
ま、こんな感じで、今まであまり疑問を持たずに見てきたり読んできたりしたものが、実は事実とは異なっていたということがわかって面白かったです。
とても読みやすい内容になっていて、息抜きのときや、時間がないときでもさらっと読めてしまいました。
けっこう知っていた内容もあったとはいえ、ためになることも多かったです。
とくに日本刀などの武器に関するページがたくさんあるところがよかったです。
やっぱり槍が最強なんですね。
よろしければ、立ち読みなどでめくってみてくださいませ。


刀ステ、渋谷のぱるこなるところで衣装展などのコラボをするとか・・・
いいなぁ、行きたいです(´ノω;`)

そういえば、LINE仲良しの役者さんたちがツイッタのプロフィール画像を未だに刀剣乱舞の画像にしていることに、密かに感動しています・・・
刀ステ、また再演して頂きたいものです。

ツイッタで三日月の方が次の舞台で稽古している殺陣というか、立ち回りの動画を拝見したのですが、すごかった。
やっぱりこの人、本物の殺陣がこなせる人だったのね。
どうりで腰が落ちていたと思った。日舞とかもやっているのかな。
刀ステの再演あったら、こういう殺陣が見たい!!


以下は拍手御礼でございます。
いつもありがとうございます!




塚本晋也監督により、大岡昇平の『野火』が映画化されたとのこと。(7月25日公開)
またもや恥ずかしながら未読だったので、読んでみることにしました。(未読の名作が多すぎるのだよ!)
大岡昇平はあまり関わりたくない作家だったのですが(『レイテ戦記』でどよ~となってしまったので)、映画の予告がざわざわするほど吸引力があったことと、何より人肉嗜食について描かれた小説ということで興味を持ったのでございます。

以下、ネタバレ全開となりますので、ご了承くださいませ。