The Holy of Holies

ひたすら自分に優しい日記

終わりました。
終わってしまいました。
いや~、来週からもう清盛を見られないんだと思う寂しさと、素晴らしい作品だったなという感銘とで、諸行無常に浸っています。意味不明ですみません。

最終回、頼盛で感慨深く始まって、史実として知っていたことだから泣くまでは・・・と思っていたのですが、3秒後には泣いていました。
頼盛の儚げな笑顔が映り、平家は一蓮托生なんて聞いた日にはもうブワッとなっていました。

そんなこんなでグスグスしながら見ていたのですが、冷静に考えてみると、西行がイタコ化していましたよね。
ラストはタイタニックだったし。
そして実は語っていた頼朝もすでに亡くなっていたという、このドラマは霊界通信だったのか! と目が全部白目にになってしまいそうな衝撃の事実が明かされたりしましたね。
てっきり鎌倉幕府を開いたあたりの時代から語っているのかと思っていたら、あの世から語っていたとは、けっこう怖いドラマだったんですね・・・

タイタニックなラストでしたが、感極まってしまったのでノープロブレム。
あれは・・・タイタニックじゃん、と思いながらも泣けて仕方ありませなんだ。
重盛までいるなんて反則でおじゃる。
ちなみに次男はいましたか? いなかったような・・・出してほしかったなぁ。
あのラストを見ながら、このタイタニックをやりたかったのかな~と想像していました。
それぞれが悲惨な最期を遂げたからこそ、あの海の都でみんな幸せそうにしているのが泣けて仕方なかっ・・・(´;д;`)
知盛なんか「見るべきものは」と言って入水したときの形相といったら凄まじくて、それが海の都では本当に穏やかそうに笑っていて、よかったと(´ノω;`)
みんなそれぞれ笑顔で、ほんとによかったと思いました。

イタコ化した西行の語る清盛の遺言、あそこも感動的でしたね。
私は盛国のところが1番グッときました。
鱸丸と呼びかけるんだろうなと想像していたものの、実際、清盛が名前を呼ぶ声の懐かしさと嬉しさ、そして盛国の嬉しそうな笑顔。
鱸丸、と呼びかけたそのとき、2人は高平太と鱸丸に戻っていましたよね。
しっかりそんな2人を見ていたかったのに、涙で視界不良。
それと今際の際の清盛を見つめる盛国の静かな表情がよかった。
いや盛国はすべてがことごとくよかった。
とにかくよかった。

よかったといえば、時子が美しすぎました。
壇ノ浦での時子の凛々しさは何事。
まるで刃を咥えているような張り詰めた緊張感が表情に表れていて、それが壇ノ浦の戦いを表していたように見えました。
光源氏に憧れた少女だったのに、あの壇ノ浦の舟の中で、誰よりも先に死を覚悟して、受け入れ、決断して実行していった、ああ、この人はまさしく武家の棟梁の妻だったんだなと、ひしひしと感じたのでした。
それにしても美しかったです。
清盛の中で1番綺麗だったな。

頼朝は、最後に清盛と会えて、嬉しかったでしょうね。
清盛と会ったことで、覚悟が決まったのでしょう。

義経はいらなかったんじゃ・・・(´・ω・`)
自害したあと爆発を期待していのですが。

ゴッシー、今回もよかったです。
清盛の危篤を聞いて(ですよね)彼なりのやり方で清盛に別れを告げていたのも感動的でしたし(遊びを~せんとや~と歌っていたシーン)、謁見した頼朝に双六盤を差し出すところは思わずプッとなりました。
すぐやめたらしいところも好き。
ゴッシー、最後の最後までステキでした。
先週の清盛との双六。清盛はそんな後白河を最後に受け入れたいたんでしょうね。戦友とでもいうのか、愛情すら感じていたのではないでしょうか。
前に清盛が危篤のとき、なりふり構わず駆けつけてきた後白河のシーンがとても好きです。

最終回はいろいろなエピソードをほとんどナレーションでやっつけていましたが、それにしても濃いラストだったように感じます。
熱病にうなされるだけなのに、後ろに倒れ込んでの大往生だったため、ものすごくインパクトのある最後になっていましたね。
弁慶の大往生以上のインパクトがあったのではないでしょうか。
あの後ろに倒れ込むのが凄かった。
松ケンの気迫たるや、よく倒れることができたとため息が出ました。

終わったばかりで、いつにも増してただ思いついたことを書いただけになってしまいましたが、清盛を見続けたこの1年間はとても楽しい1年でありました。
これほど密度の濃いドラマは、これから先もそう出会えないのではないかと思います。
最近まで俳優陣が若手ばかりなのがちょっとな~と感じていたのですが、見終わってみると若手だからこそあの熱気が伝わってきたのだと思うし、滅んでいくさまが臨場感あふれる悲劇的なものになったのではないかと思えました。
平家という一門が滅ぶ物語には、若い俳優の発する情熱が必要だったのではなかろうか。と感じたのでした。

ダメ義、義朝親子、叔父上、貴一パパ、タフマン、出来のよすぎる清盛弟、などなど最終回で出てきてほしかった人がたくさんいました。
どの回も面白かったです。

ろくな感想が書けませんでしたが、こうしてここに感想を書けて、読んでくださった方がいらっしゃったことは身に余る光栄です。
皆さまと清盛を鑑賞できて、とても幸せでした。
途中、見られない回が出てきたときは、何人かの方から助けていただきました。
その節はありがとうございました。
また全ての回の感想を書けなかったのが心残りですので、そのうちひっそりとUPできればと考えております。

清盛、面白かったです。
八重の桜の予告を見て、なんだか力が抜けてしまいました。
清盛と空気の濃さが違う気がした。まぁ会津ですから見る予定ですが。
総集編もしっかり鑑賞します。

海の都・・・
とても救われたラストでした。
1年のいい締めくくりになりました。
あの都に叔父上もいますよね?
素晴らしいドラマをありがとうありがとうありがとうNHK!!!

そして1年、拙い感想におつき合いくださって、本当にありがとうございました!
心から感謝申し上げ、御礼申し上げます。


拍手御礼はまた日を改めてさせていただければありがたいです。
我が儘申しまして、お許しくださいませ(T.T)

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頼朝の放ったエア矢は清盛にヒットしなかった模様。
頼朝からエア矢が放たれ、次に清盛が映った瞬間、まさか清盛も突然胸を押さえ「ウッ!」とかかがみ込んだらどうしようとドキドキしてしまいました。
矢が刺さらなくてほっとしつつも少し残念。
いっそ清盛に刺さってエア矢を極めるといのもひとつの手段だったかもしれません。目的がナゾですが。

頼朝と義経兄弟が仲良くしているシーンが切なかったです。
このままずっと仲のいい兄と弟であったらよかったのにと、どうしても願ってしまうのでした。

さて、ゴッシーが復活しました。
清盛と再会のシーン、下げていた頭を上げた清盛を見たときのゴッシーの表情がなんとも言えませんでした。
久しぶりに見る清盛を、老いたなと感じただろうし、清盛と平家が追い詰めらていく現実を作っていったのは自分だということを清盛は何も知らずに、こうして自分の前にいるという残酷な思いと、哀れみとが混ざり合ったような、そんな表情に見えたのでした。

最後の双六は見応えがありましたね。
後白河はずっと遊んでいたいと思いながら賽を振っていたのかもしれませんし、対する清盛はこれが最後と決めて賽を振っていたわけで、時間がある者とない者の違いも感じられたシーンでした。
ところで史料によると、晩年の清盛が後白河に「自分の死後は宗盛と協力して政を執り行って欲しい」と奏上したが後白河からの返答はなく、清盛は後白河を恨んで亡くなったという記述があるため、もしやそのエピソードなのではと心配しながらこの双六シーンを見ていたため、あまり集中できなかったのでございます~。
もったいないことをしてしまった・・・

双六遊びはもう終わりと告げられ、1人残されたゴッシー、よかったですね(T.T)
何を考えているかまるでわからない、とらえどころのない後白河だからこそ、感情が出るシーンは胸に残ります。
翔太くんはラスボス後白河を見事に演じきったのではないでしょうか。

1人佇むゴッシーを見ながら、この人は清盛の子供になりたかったんじゃないかなと考えてしまいました。
清盛が子供たちに示す大きな愛情こそが、ゴッシーが欲しかったものではなかろうか。
親と子が争いあう王家の中にあって、平家の人々の温かで強く繋がった空間の中に身を置きたかったのではないかな~と思いました。
それと、自分の目を覚まさせてくれた清盛と競い合うことが、この人の最大の娯楽であったと。
ゴッシーはずっと清盛と遊んでいたかったんだろうなぁ。
突然降って湧いた堀河の局が、平安の世は終わってしまったと嘆いていましたが、清盛が後白河に双六の終わりを告げた時が、平安時代の終焉だったように感じました。
すべては終わり変わっていくという事実を受け止めた後白河の寂しさが、とてもよかったです。
救いはこのあともゴッシーが頼朝を手玉にとって大暴れするという事実でしょうか。
清盛の鎌倉幕府バージョンも見てみたいです。主役の清盛は、今度はナレーションで参加、みたいな。
作ってくれないかな~(T.T)

そういえば宗盛は、頼朝がゴッシーに「和平を結びたいんだけど、取りなしてプリーズ」という申し出を蹴ってしまうんですよね。
理由は「父が滅ぼせと申しておりました」。宗盛・・・もっと臨機応変にいこうよ・・・
和平を結んでいたら、どうなっていたのでしょうか。
まぁ棟梁の宗盛は処刑されたかもしれませんけど、壇ノ浦のようなことにはならなかったのでは。
そして義経も殺されず、チンギス・ハーンも存在しなかったと。
モンゴルの歴史も変わっていたかもですね~ヽ(*´∀`)ノ

ラスト、清盛ったら幽体離脱していました。
西行のもとに清盛の生き霊が、って、能の世界ですね。
平家物語を題材にした能はたくさんありますから、なるほどと思った演出でした。
ところで能は霊や物の怪、生き霊でほとんどが成り立っているという、あなたの知らない世界ワールドですよね・・・
寝ていたら幽霊が、歩いていたら幽霊が、夢の中に幽霊が。
なんという日常。
どうもこの幽体離脱が最終回に絡んでくる模様。

この回はとにかくゴッシーでした。
清盛もやっと心の軸が戻って、これからという矢先に倒れてしまいましたね。
宋剣をピカピカにしながら盛国と語らう、ほんのわずかなシーンのなんと穏やかだったこと。
このまま清盛が元気で存命だったら、源氏との争いもどうなっていたかわからないと想像させるシーンでした。
その前の時子とのシーンもよかったですね。
まだまだ飽くなき野望を果たそうとする清盛をなだめる時子を見ながら、このまま2人で年を取っていってくれたら、と願わずにはいられませんでした。
それにしても徳子を後白河の後宮にという清盛の策にはビビリました。
ここまでするのかと呆れるのと同時に、ここまでする人間だからこそ頂点に立てるんだろうなとしみじみしました。
ただどこで満足するのかで道も分かれるんだろうなとも感じたのでした。

さあ、次はいよいよ最終回です。
こんなに素晴らしいドラマを1年間も見られたことに感謝しつつ、最後までしっかり鑑賞したいと思います。
今週もたくさんの感動をありがとうありがとうありがとうNHK!!!


ここからは拍手御礼となります。
ありがとうございました(´ノω;`)

いよいよ大詰めになりました。
この回を見ながら、過去のフラッシュバックがこうもビシビシ鮮やかに生きるているドラマが今まであっただろうかと思いました。
そして福原遷都の夢が破れて呆然と佇みながら過去を思い出している清盛に、もしかするとこの終盤数回のために、このドラマを作ったんじゃないかと思えてきたのでした。
今日の回を見て、不謹慎きわまりないのですが、頂点を極めて堕ちて滅亡するからこそいいのだ、滅んでしまうその無常さがたまらなくイイ! と思ってしまったのであります。
実際起こったことだというのに。

滅亡に差し掛かっているときに振り返る過去の色鮮やかさ、そのために今までの1年を費やしてきたのではなかろうか。
考えてみればこのドラマは頼朝によって過去を振り返る物語なんですよね。
たぶん、すべては最終回のためにあるんだろうな。

過去のシーンが出るこの最終盤になって、ようやく今までのシーンの意味がわかってきました。
バカな私は今頃になって気づく(T.T)
伏線がどうのとかいうせせこましいものではなかったのですねぇ。
すべてこのラスト数回のための1年だったのですねぇ。
フラッシュバックが流れるたび、まるで人生を振り返るような充足感を感じます。
登場人物だちは文字通り人生を振り返っているわけですが、見ているこちら側も自分の過去のように懐かしさで胸がいっぱいになります(T.T)
ここへきて最初から見返したくて仕方ありません。
DVDBOX、買ってしまおうかな。

ダメンズ宗盛、よかったな。
いちいち「わかるよ(T.T)」と胸の中で呟きながら見ていました。
何してもダメで裏目に出る人間っているんですよね。たとえば、わしだ。
宗盛は・・・わしだ(>ω<、)
宗盛ったら最後は平家を滅亡させちゃうしな。
そして首を刎ねられて晒されるんですよね。
なんという諸行無常。
宗盛にとても共感を覚えました。宗盛はメーワクだろうがな。

重衡のムダな笑顔が哀れで悲しくてよかったです。
あの笑顔が熟れて腐りかけている平家の実情そのものでした。
その重衡にてっきり清盛キックが炸裂するかと思いきや、「ようやった」というねぎらいの言葉をかける清盛。
大人になったんだなぁと感じたシーンでした。
ただし激しく諦念が混じっていましたが。
切なかったです。

で、頼朝ですが、政治家としての手腕を振るい始めたかと思えば、いきなりエア矢が刺さったと悶絶して喜んでいました。
大丈夫なのか、あの男。
こんなことやってるから北条氏にすべて取って代わられたのよ。
それはともかく、弁慶から清盛のことを聞き出すシーンはとてもよかったです。私的にはですが。
ここで清盛と義朝の志が頼朝へと受け継がれたわけですね。
頼朝は、清盛の目指した世を叶えるために、清盛の平家まで滅ぼしてしまう。
なんだかたまらないです。
相撲でいうところの恩返し?
最終回で頼朝は何を語るのか、とても楽しみです。
しかし、隣で昔話を聞いていた人間が突然「矢が刺さったッ!」なんて言って胸を押さえたら、ちょっと引きますよね・・・
カウンセリングを勧められそうです。

南都焼き討ちを知ったときの清盛の表情がなんとも言えませんでした。
平家が滅亡の道を辿っている足音を誰よりも明確に聴いていたのが清盛だったという、この残酷さに涙。
このときの清盛はかなり正気に戻っていたようですから、冷静に現実を把握し分析できたんだろうなと思います。
少し前まで要支援2くらいつきそうだったのに。

今まで、平家の滅亡を見るのは辛いと感じていたのですが、ここへきて滅ぶところがいいのだ、と見方が変わってきました。
客観的に見ることができるのも、このドラマの描き方によるものなんだろうなと感動しています。
きっと最終回を見て、「こういうことだったのか!」とすべて腑に落ちるのでしょう。
今までの最終回は宴の後みたいで、予定調和といった印象でしたが(すみません)、清盛は最終回にすべてが収斂されているようなので、今からワクワクしています。
終わってしまうのは寂しいのですが、これから何度でも見返したくなる作品なんだろうなと想像しているのでした。
今回出てきた叔父上とダメ義、出てきた瞬間、息をするのを忘れそうになりました。
言葉が追いつかないほど、いろんな思いがこみ上げてくる二人です。
兎丸もそう。兎丸は始めなんで途中で事切れたと憤慨したのですが、今ではひどく納得しています。(禿はマンガすぎだったように思う)
小兎丸は凛々しいですね。

あと2回ですね。
さては、あと90分で終い、ということか。
次回はゴッシー復活! ラスボス対決が見られそうです。
放送時間がいつもとは違うので間違わないようにしなくては。

あああ、盛国、よかったですね。
やはりすべてはお見通しだったらしい。
そういえば、黒の衣装は清盛とおそろだったそうですよ。
たまらん公式設定だ!

今週もたくさん楽しませていただきました。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!


富士川の戦いの回でしたが、この回は伊藤忠清の回だったのではないでしょうか。
ラスト5分過ぎで全部持っていった感じです。
忠清の前に富士川の戦いや源氏方などを・・・

源氏があちらこちらで挙兵を始めました。
頼朝がいいですね。
凛々しさに冷徹さが加えられようとしていて、これから非情さを併せ持つ政治家へと変貌する片鱗が見えていた気がします。
何かが憑いているみたいでした。(もちろんいい意味で)

次々と集まってきた板東武者たちもよかったです。
気骨の武士といった雰囲気がビシビシ出ていて、同族会社の平家とはまったく違った集団になっていましたね。
ここらへんは会社経営と似ているなぁ、なんて思いました。
しかし源氏の武将たちはさり気に豪華ですね。
突然、高杉亘が出てきたときは驚きました。(ちなみにわたくし「みをつくし料理帖」の又次をこの人に演じてほしい…)
そして武田信義を演じていたのが永澤俊矢だったとは、始め気がつきませんでした。
あの顔の輪郭に白いたてがみを生やしていたヒトですよね?
うう~む。もはや仮装の域だったのでは・・・
NHKはたまにこういった俳優の無駄遣いをしますよね(T.T)

梶原景時が登場しました キタ━(゚∀゚)━!
頼朝と義経が初めて対面した回に、頼朝と景時の出会いも描くとは、なんとも皮肉な演出ですよね。
景時が浜田学さん(「さん」をつけたくなるヒト…この人の父上は様をつけたくなる)だったので嬉しかったです。
これで3年連続大河出演ですね。
景時を見ながら、こいつがいらないことを言わなければ義経は死なずにすんだのではという考えがどうしても浮かぶのでした。

政子が頼朝の陣に駆けつけていましたが、政子はやはりイノシシを背負って出てくるべき。

「まず鎌倉を」という源氏方の武将たちの、まっとうで頼もしいことといったらどうでしょう。
その進言を聞き入れる頼朝もりっぱです。
対して平家は、もう誰も清盛に進言するものがいなくなってしまった状態でしたね。
進言しても清盛が耳を貸さなくなっていましたね。
これらのシーンを見るたびに滅びの序曲が聞こえてくるようで、しかも平家の人々に1番聞こえているのではないかと思えるのでした。
特に異母弟の教盛と経盛の二人が見ていて切ないです。
二人とも清盛の性情を知り尽くしているがために、清盛がだんだん横暴になって常軌を逸する言動をしても、何も言わず、というより言うことを諦め、悲しさと無念さが入り交じった表情で佇んでいます。
恐らく言いたいことは山のようにあるだろうに、全てを呑み込んで無言でいる様は、見ていて切ない限りです。
何も言わなくてもしっかり存在感のある二人がすごく好きなのでした。

富士川の戦いは明らかに清盛の人選ミス、という描き方に納得しつつも、こちらも切なさを感じてしまいました(T.T)
重盛がいたら、と思わずにはいられないシーンでした。
その重盛の嫡男、一瞬、スケーターの殿かと思いましたよ。
ノブナリン、なぜここに? とドキッとしてしまった。申し訳ない。

富士川の戦いといえば水鳥の羽音ですが、この記述は史料によっては水鳥が出てこないものもあるようで、玉葉では出てこないみたいです。
出てくるのは源平盛衰記や平家物語など。
羽音で撤退したのは、武士の面影もない平家の地盤沈下っぷりを表す、やや滑稽なエピソードとして受け取られますし、現在では創作もしくは羽音で源氏の奇襲を察知し、撤退したとの見方があるようです。
またこの戦いに勝利したのは頼朝軍ではなく、武田の甲斐源氏ではないかとの見方が最近の主流とのこと。
こうしてみると、勝利者側で編纂された書物と史実の差というものが見え隠れして、面白いですね。
この戦いではっきりしているのは、平家軍が撤退した、ということになるでしょうか。
ベストの選択だったのかもしれませんが、まさかの撤退と受け取られたのでしょう・・・
諸行無常!

その諸行無常を爆走中の清盛ですが、前回で正気に戻ったかと思ったら、まだ老害が続いていて、周りがメーワクしていましたね。
あれだと要介護1くらいつくんじゃないかな。
週2回デイサービスに放り込んで週末はショートステイに叩き込みたいジジイ(失礼)のままでした。
暗闇から抜け出したのではなかったのか・・・

清盛に対して誰もが意見したいのに本心を言えないままでいる中、伊藤忠清が命がけで具申したラスト5分は本当に打たれるものがありました。
殿はもはや武門ではない、武士の世を作るのは、武士のままではできないことだった、という血を吐くように、命と引き替えにすることを覚悟して言った忠清の言葉が、清盛の今の姿そのものだったんですよね。
この言葉を言うことがどれだけ辛かったかが、痛いほどほど伝わってきました。

人間、本当のことを言われるとイタいものですが、清盛も痛かったらしく逆上して忠清の首を刎ねるなどと言い出しました。
このときの盛国がなんとも言えない哀惜を帯びた目で清盛を見ていましたよね。
宋剣を引っつかんで忠清へと向かう清盛を止めもせず、ただ悲しそうに見つめていました。
盛国は、清盛がすでに宋剣を振り下ろす力もなく、剣も錆びついてボロボロだったことも、すべて知っていたのでしょうね。
1番近くにいるわけですから、どんどん清盛がおかしくなっていくのを誰よりも身近に感じていたわけで、それでも清盛を敬い、仕えていたんだなぁと、改めて盛国の忠誠を思い涙しました(T.T)
きっと他の誰もが清盛を見捨てても、盛国だけは側に留まって、仕えるんだろうなぁと想像します。

平家には他にも素晴らしい家人がいますね。
忠清に清盛が「この度の敗北を死を持って償え」と命じたとき、すぐさま家人の貞能と宗清が忠清を庇いました。
この二人の言動には痺れました。
何が大事で優先させるかをきちんと把握しており、時として命をも省みず意見する、なんという素晴らしさ(T.T)
普段あまり活躍の場がない二人ですが、だからこそ感動したシーンでした。
それもこれもセリフがあまりなくても存在感を示していた二人の俳優さんあっての、あのシーンだったと勝手に感動しています。

しかし忠清のセリフには泣けました。
見ているほうにとっても辛い現実を知らしめたセリフでした(T.T)
二代にわたって侍大将として仕えてきた忠清だからこそ、見えていた現実だったのですよね。
誰より忠清がこういう清盛と平家を見たくなかったと思うぞ(T.T)

清盛がおかしくなったのは、西光をボコにしたあげく殺したときからだったと思います。
あのときの西光の「おまえのやっていることは復讐じゃ!」という言葉が、的を射ていたのでしょうね~。
本当のことを言われた清盛は逆上、西光を屠る、西光の言ったことはウソだモンと自分を偽る、そしてダークサイドへ、となった気がする。
あのとき西光と対峙していなければ、と思わずにはいられないです。
その前に信西が生きてりゃなとも考えてしまいます。
諸行無常!

清盛はこの回で自分の現実をまざまざと知ったわけですが、これから臨終までどうひた走っていくのか、ものすごく興味深いです。
終盤に入ってやっと群像劇らしくなってきたのに、あと3回で終わりなんて残念です。
八重の桜はいいから、スピンオフをいろいろ作ってほしいです。
こんなに面白いのに、勿体ない(T.T)
あと3回、万難を排して見なければなりますまい。
今週もたくさん楽しませていただきました。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!


拍手を戴いております。
申し訳ありませんが、御礼は日を改めさせていただければと思います。
お許しください。

ううーむ。「暗いのじゃ~」と喚く清盛を見ながら、北斗の拳のジャコウ提督を思い出してしまいました。
というわけで、また今回から厚かましく感想など書いてまいります。
おつき合いいただければ幸いです(T.T)
重盛逝去の回とか感想を書きたい回がたくさんありますので、おいおい書いていければと思っております。

さて、今回も見応えのある回でした。
それなのにラストの頼朝のナレーションがすべてブチ壊してくれたでおじゃる。
そうか・・・命を助けた頼盛から、頼朝は、清盛のあんなことこんなこと、あのとき清盛は何をしていたか、ありとあらゆることを聞き出していたわけか。
それで知ったかぶりのナレーションができるわけですね。
きっと毎晩のように頼盛りを呼びつけては、清盛のことを話させていたに違いありません。
千夜一夜物語か。
頼盛は池禅尼の実の息子ということで、頼朝はとても恩義を感じて厚遇したとありますが、まさか清盛のことを聞き出していたとは。
頼朝は日本一の清盛ファンですから、頼盛から話を聞いては「オレの清盛!」と悶絶していたのでおじゃろ。
見事に妄想の世界へ運んでくれた佐殿のナレーションでおじゃった。

源頼政親子が自刃しました。
頼政の複雑な胸中が伝わってきて、これで一生を終わるのかと思うとやり切れないです。
息子の仲綱が自害したとき、ひと言も発さず、叫びとともにあらゆる感情を呑み込んで息子の骸を見つめる頼政がよかった(T.T)
あのときの無言はすべてを物語っていましたよね。
宇梶の表情全てが感動的でした。
決断していくことの難しさを痛感させられた親子でもありました。

時子は相変わらず美しいです。
タエの仏御前はなんだったのだろう。
母親と、父親の白河院を想起させるためだけの花だったのか。
この回で出番が終わりだったら「なんじゃこりゃあ」である。ううーむ。
きっと何かもっと大きな意味があっての登場だと信じたいです。
それにしても前回の登場シーンの鮮やかだったこと。
やっぱり美しい女優さんですね(T.T)

西行が突然降って湧きました。
いい感じに老けていましたね。
「お手前」という呼びかけに感動しました。
明日から私もお手前と呼びかけることにしよう(ತ◞౪◟ತ‵)

リア王清盛は凄かったですね。
闇の中にいるんだと心情を吐露するところは、なぜか涙が出てしまいました。
あそこはシェイクスピアみたいでしたね。
篝火の中、西行がいて、仏御前がいて、盛国が割って入って、頼盛りが駆けつけ、その中で清盛が狂気の沙汰を語るという、見応えがありすぎて息が詰まるほどでした。
「そこからの眺め」は闇ばかりだったというセリフは、聞いていて辛かったです。
以前、生死の境をさまよったとき、夢の中で白河院で会うというシーンがありましたね。
そこで白河院が「おまえもこの場所に立ってみれば、ここから眺めがどんなものかわかる」みたいなセリフを言っていて、あのセリフは聖子ちゃんのセリフからこの回まで繋がるセリフだったんだなと、今更ながら感動しています。
伏線がだんだん回収されていって、たまらない面白さがありますね。

松ケンはじめ俳優陣はとても素晴らしい演技をしていると思うのですが、ほとんどの俳優さんの実年齢が若いため、役の人物の年齢との違和感がどうしても拭えない気がします。
まず声が高いのですよね~。
姿形は老けているのに声が高いと、全てが青臭く感じてしまうのであります。
30代以上の俳優をもっと投入すべきだったのではないかな~。
それと、衣装やメイクが素晴らしすぎて、中の人の演技がそれに追いついていないように感じるのでした。
大変僭越な意見で恐縮なのですが、ただ立っているだけだったら完璧なのに、動いて話すとどうもちぐはぐなんですよね・・・
そう感じるのは日本で私だけかもしれないが。
しかし声がな~。
いい俳優はみんな声がいいですよね。
貴一などは低くはないけど、張りと抑揚が素晴らしい。
若い俳優さんはもっと発声を勉強したほうがいい。時代劇だと誤魔化しがきかないでおじゃる。

時代劇といえばヒガシで大岡越前とか染五郎で時代劇とかNHKの考えていることがわからない。
そうそう、タイトルを見ただけで涙が出る小説「火怨 北の耀星アテルイ」がドラマ化されますね。
とても楽しみなのですが、あまりに辛い話でもあるので見ることができないかもしれない(´;ω;`)
この小説を読む前からアテルイと母礼(モレ)の二人が好きで、この小説にはまさに想像以上の二人が描かれていたので、読んでいる間中、血圧が上がって大変でした。
田村麻呂はさ、アテルイに憧れていたんだよね。そんなアテルイはモレさえいればよかったんだよ。そんな話です。(嘘です)
つまり田村麻呂が頼朝、アテルイが清盛、モレが盛国なのじゃ。ただしドラマはアテルイを大沢たかお、モレを北村一輝が演じるから、まぁそのなんだ、なんだもないです。
話が横道へ逸れて申し訳ありません。
早くこの話題を書きたかったので、無理矢理書いてしまいました。
アテルイのドラマ、よろしければどうぞ(;。;)

しかしこんなに見応えがあるのに、どうして視聴率が低いのかな。
今回なんて80%なきゃおかしい内容ですよ。
西行が若かった頃の話をしたとき、過去の映像が流れましたよね。あそこでも涙が出てしまいました。
あのとき夢を語り合った友の子が、清盛に光を投げかけるとは、何だかまた泣けます。
殺し合うことでしか、愛し合うことができないってヤツかそうかそうなのかドちくしょおぉぉぉぉぉぉっっ!!
まぁこんな心情やねʅ(´⊙◞⊱◟⊙`)ʃ
あと4回ですね。
西行はこれからドコドコ出るそうですよ。
最終回が見たい反面、終わってほしくないという、ただ今とても複雑な心境です。
最後までしっかり見なくてはですね。

とりとめもなく書き散らしてしまいましたが、まだまだ語り足りないことだらけです。
しつこく思い出したようにまた感想を書いていきたいです。
今回も楽しませていただきました。
ありがとうありがとうありがとうNHK!!!


休んでいる間も、今日も、たくさん拍手を頂戴いたしました。
メッセージも戴いております。
本当にありがとうございました。
御礼はのちほど改めてさせていただければと考えております。